高尾山

山野草の花が多く咲いている高尾山へ植物探しの登山です。ムラサキムヨウランやベニバナヤマシャクヤク、ヒトツボクロなどが咲いているため、観光しながら見に行ってきました。小仏城山など他の場所も訪れており、行ったり来たり歩き回っています。

まずは高尾山の山頂を目指しました。相変わらずの撮影待ちの行列ができていました。

小仏城山

色んな道を使いながら小仏城山まで縦走しています。毎度のことながら、登山と植物探しだけが目的ではなく、ダイエットも兼ねています。本当なら陣馬山まで歩いてカロリー消費したいところです。

今日はお昼過ぎから陽が暮れる時間まで、消防車や救急車、ヘリコプター、消防団員を見かけました。昼間に6号路で行動不能の人がいたようですが、多くの登山者が下山して人が僅かな夕暮れ時も捜索が続いていたので、事故は1件だけではなさそうです。

高尾山で救急車が駆け抜けていきます。

ヘリコプターが頭上で旋回した際、大量の枯葉が舞い上がり、顔に襲い掛かって来ました。6号路で行動不能になった人とは別の人を捜索しているようでした。

無線通信でやり取りをしていた消防団の人々です。暗くなり、人通りのない道でまだまだ活動中でした。高尾山は登山というよりハイキングが楽しめる観光地のような印象ですが、4号路で滑落して助からなかった事故が過去に発生していたり、危険はあります。

高尾山の山頂からは富士山と丹沢山塊が見えていました。

ここは人の出入りもあり、何か花が存在するのですが、何の花があるのかちょっと不明でした。昔からある道なのか、新しく出来た道なのか気になります。

こちらは個人的に誰かが保護したのか、また植栽して保護したのか気になる存在です。

オニノヤガラ
オニノヤガラの蕾

高尾山は大きく3つの花のグループが存在し、グループに属するメンバーがいると、会話の中で特定の名前が上がるのを度々耳にします。〇〇さんが花の在り処を広めて、400人には広がった等。グループに属さない関係者を含めると、花追い人は4桁の人数はいくのかも。

コアジサイ

コアジサイ

サイハイラン
セッコク

セッコク

ツチアケビ

ツチアケビは5本伸びていました。他の人の花の投稿を見ると、背景から高尾山のどこの場所で撮影したのか理解できることが度々あったりするのですが、ここのツチアケビはまさにそんな背景です。

ツレサギソウ
ヒトツボクロ
ヒメザゼンソウ

ヒメザゼンソウ

ヒメフタバラン

ヒメフタバランの葉です。他の植物の花を見に訪れたのですが、盗掘された後で、残っていませんでした。そういえば去年、持っていかれたような。記憶が日々消えていく歳です。

ベニバナヤマシャクヤク

ベニバナヤマシャクヤク

ムカゴサイシン

ムカゴサイシンは今日一番の目的の花でした。丹沢にも存在しますが、ピンポイントの位置まで絞り込めず、今日を迎えてしまいました。

ヨウラクラン
ワニグチソウ

ワニグチソウは、撮影地では数が減っていました。

ムヨウラン

こちらのムヨウランは紫色が混じるタイプです。個人的に紫色の腐生植物は好きですが、ムヨウランは混じり気のない黄色が好みかも。

ムヨウランの蕾

ムヨウラン系は棒だけの状態で見つけられる日と、全く見つけられない日があります。天気と明るさによって左右される気がします。

ムラサキムヨウラン

ムラサキムヨウランは3日前に開花し始めの情報があり、昨日だとちゃんと花が開いたのは1輪だけでした。昨日行かずに、今日まで待とうと決断して良い結果になりました。

去年もムラサキムヨウランを見に訪れたのですが、踏まれてしまい最終的には持っていかれたと聞き、あるはずの場所で姿がありませんでした。前回見ることができた2年前と今回と、ムラサキムヨウランの撮影待ち行列に並ぶことなく、ラッキーでした。今日は誰も撮影しておらず、撮影終えても誰も来ませんでした。

ムラサキムヨウランの蕾

朝ごはんを持って出かけ、夕飯を食べてから帰宅するようなハードスケジュールな1日でした。

日程表