カンボジアで世界遺産の遺跡を巡る旅 5日目
今日は観光最終日で、ロリュオス遺跡を観光します。王都が現在のアンコール地域に移るまではロリュオスに王都が築かれていました。よってアンコールの遺跡群よりも古い遺跡になります。観光場所は3つで、バコン、プリア・コー、ロレイになります。
ホテルをチェックアウトしたら大型バスに乗り込み、まずはバコンへ向かいます。中型バスでないため、広々と座席を使用できます。
ロリュオス遺跡の中で最も規模が大きいバコンは881年に創建されました。バコンの構造は、一般に初期クメール寺院建築の山岳型寺院とされ、王朝初の階段ピラミッドの形態を持ちます。
ピラミッドの形態は5層の基壇になっており、最下層の第一層はナーガの世界、第二層はガルーダの世界、第三層は夜叉(悪神)の世界、第四層は羅刹(オニ)の世界、第五層は神の世界を意味しています。
中央祠堂の手前の階段脇にはシンハ(獅子)が配置されています。
中央祠堂の内部です。
悠久の時を経て存在する遺跡は威厳を感じます。
ゾウの巨石像がピラミッドの第3基壇より下層の角に守護として配置されています。
一通り見終えたらバスに戻ります。
バコンの入口でカンボジア土産が売っていました。スバエクと呼ばれるカンボジアの影絵芝居で使用され、牛皮です。
ガイドさんが、ここのは施設で暮らす孤児達が生きていくために作成していると言ってました。今回のツアー参加者はその言葉を聞いてみんな何かしら買っていきました。ツアー最終日で残ったお金を使うタイミングとしては良かったと思います。私も中サイズのを14ドルで購入しました。小さいのだと3ドルからあります。
施設で孤児の面倒を見ており、ここで販売している女性とガイドさんは知り合いとの事。目の前で実際に制作していました。学校に行かなくて大丈夫?と思ったら今日は日曜日でした。また子供の数に対して学校が足りないために、学校は2部制になっています。
次はプリア・コーです。プリア・コーは聖なる牛と言う意味です。寺院中央の祠堂群の前方にあって対面する3体の砂岩の彫像の聖牛ナンディンより名付けられており、シヴァ神の乗り物です。879年に創建されています。
祠堂は砂岩の同じ基壇上にあって、3基の塔を各2列に配置した合計6基の煉瓦の塔により構成されています。
金剛力士像の彫像。当初はレンガで造られた祠堂は全て漆喰で覆われており白い寺院でした。漆喰がはげ落ちてレンガが剥き出しになっているのが分かります。
3つ目の観光地はロレイです。893年創建で4基の煉瓦の塔の祠堂により構成されます。クメールの王ヤショヴァルマン1世が1基は彼の祖父に、1基は祖母に、1基は父に、また1基は母に捧げられています。
観光時は修復作業真っ盛りでした。
金剛力士像の彫像です。修復作業が全て終わると、どれくらい新品ピカピカの遺跡になるのでしょうか。ロレイは創建当時は大貯水池の中の小島に建設されましたが、現在は池は涸れています。
遺跡の敷地内にジャックフルーツの実がなっていました。更に大きくなると実が割れます。スーパーで売っていましたが、現地の人は種をゆでて食べるとガイドさんが言ってました。美味しいらしいです。後でネットで調べてみると実よりも種の方が高価だと分かりました。
遺跡観光の後は昼食を食べにレストランへ向かいます。のどかな景色と共にゆっくり私時間を過ごします。
地元レストランStoeng Trorcheak Restaurantに到着しました。昼食時間までハンモックで休憩します。このレストランは年末やお盆の時は現地の客で満杯になるそうです。
ここの特徴は飲み物の種類が多く、初めて聞くドリンクが多数ありました。カンボジアの特産であるカシューナッツを使ったシェイクを頼んだら、超絶美味でした。料理は今回の旅行の中で1番美味しかったです。クメール料理なのに、今まで食べたクメール料理とは違いクセが弱く食べやすいです。
食後はスピアン・コンポンクディ(スピアン・プラプトス)と呼ばれる古代橋を観光します。古代橋は他にもあり、それらを保護するために行政は迂回橋を作っています。古代橋は現在も現地の住民に交通利用されており、歩行者や自転車、バイクが交通可能です。
この橋のナーガの頭は7でなく9つあるのが特徴です。
カンボジアのアンコールからプノン・チソールに至る道にあるコンポン・クデイの町に渡るチクレン川に位置します。12世紀末から13世紀初頭のジャヤーヴァルマン7世の統治中に建造されました。
観光はこれで終わりになり、プノンペン国際空港へ向かう長いバス移動になります。途中でプリー・プラス湖の側のレストラン(Prey Pros Restaurant)でトイレ休憩です。
ローカルアイスコーヒーのミルク入りで水分補給です。東南アジアで定番の練乳たっぷりのコーヒーで牛乳は入っていないホワイトコーヒーです。
プリー・プラス湖です。大きい湖なので、ここで生計を立てている人がいるかもしれません。
休憩時間の間にANAの24時間前チェックインで座席指定をしておきました。今日の夜、日本に向かって飛び立ちます。
プノンペン国際空港の前に、プノンペンのレストランでの夕食があります。空港の近くにあるJasmine Restaurantです。車窓からは田園風景や田舎の街並みが映り過ぎていきます。
プノンペンへ近づいてきました。
平日の夕方は道路が大渋滞するそうですが、日曜日なのでレストランまでそれほど時間がかからずに済みそうです。
Jasmine Restaurantに到着しました。アジアン料理でカンボジアの旅を締めくくります。
食後は空港に向かい、空港の施設外でガイドさんとドライバーさんとお別れです。現地のガイドさんは空港の施設内に入れないそうです。
歯磨きと出国手続きを済ませて、ぶらぶら散歩タイムです。そこで運命的な出会いをしてしまいました。
スターバックスに熊のぬいぐるみが売ってました。日本のスターバックスでは見かけた事がなく、存在を知りませんでした。ベアリスタと呼ばれる商品で日本だと新年に売られるようです。
自分用のお土産スーベニアとして何か欲しかったと思っていた時の出会いで、買ってしまいました。服にカンボジアと書いてあるだけで、カンボジアでのお土産と分かるのが良いですね。眠っていた収集癖が目覚めそうです。街中のスターバックスだと20ドルですが、空港内なので24ドルでした。
空港で空のペットボトルに水を詰めて、時間になったら飛行機に搭乗します。機内が消灯してから喉乾いた時にコールするのはなんだか遠慮してしまうかも。
登山の旅
海外の旅
国内の旅