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ヒトリシズカ
ヒトリシズカ
背丈が10~30cm程ある穂状花序の多年草です。伸長した花軸に柄のない花が穂状につきますが、1つ1つの花には花弁と萼がありません。白く糸状に伸びた無数の雄しべの根元にある、雄しべを手で千切った跡のような小さな突起が雌しべです。
「一人静」と呼ばれる名の由来は、源義経の愛妾である静御前が源義経と対立している実兄の源頼朝に捕らわれた際、義経を慕う歌を唄い、その一人で舞う姿を連想して名前がつけられました。
尖った鋸歯が縁にある楕円形の葉っぱが光沢があり、4枚上を向いて対生していますが、節間が短いため輪生のように見えます。咲き始めは、葉っぱが花を包むように閉じていますが、日にちの経過と共に葉を水平に開いていきます。
基本情報
和名:漢字
一人静
学名
Chloranthus japonicus
分類:目
センリョウ目 Chloranthales
分類:科
センリョウ科 Chloranthaceae
分類:属
チャラン属 Chloranthus
分類:種
ヒトリシズカ C. japonicus
花期
4~5月
赤リスト
分布
北海道〜九州
分布地
丹沢
その他
植物
丹沢山塊の秦野市(3月20日)
秦野市
源平合戦の後、兄の源頼朝と対立した源義経の愛妾だった白拍子の静御前は、追われて京を落ちていく時に山中で捕まってしまいます。頼朝は静に白拍子の舞を命じた際、義経を慕う歌を唄い、頼朝を激怒させますが、頼朝の妻である北条政子によって命を助けられます。義経の子を妊娠していた静は、その後、男子を産みます。対立する義経の男子であるがために、由比ヶ浜に沈められます。
「しづやしづ しづのをだまき くり返し 昔を今に なすよしもがな」
「吉野山 峰の白雪 ふみわけて 入りにし人の 跡ぞ恋しき」
花穂は基本的に1つです。
白い雄しべは歯間のよう。
フタリシズカ
同じセンリョウ科チャラン属に属するフタリシズカ(二人静)は、花穂は基本的に2つ、時に3~5つあります。
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