バインミー
バインミーとは、フランスパンに様々な具材を入れたベトナムのサンドイッチです。早朝から路上でバインミーを売る屋台を見かけることができ、比較的どこでも食べることができます。早く、安く、手軽にテイクアウトできます。地元の人だけでなく、観光客にも人気の定番ベトナム料理です。
フランスの植民地支配を受けた影響でフランスパンの文化が根付いています。具材はお任せになる店と、自分で選ぶ店があります。トマトやキュウリ、玉ねぎ、ほうれん草、パクチーといった野菜や卵、ハムをパンの中に挟み、甘辛いチリソースをかけます。
バインミーはベトナムで食べると、シンプルな具材だと安くて100円(20,000VND)ほどから食べられます。日本で食べると500~600円もするため、手軽なファーストフード感がありません。

基本情報

別称
ベトナム:バインミー(Bánh Mì, Bánh Mỳ)
ラオス:カオ・チー・パーテ(Khao Jee Pâté, ເຂົ້າຈີ່ປາເຕ)
カンボジア:ノムパン・パッテェイ
料金
安くて20,000VNDから売っている。

サンドイッチの感想

定食屋の入口でも販売しています。
トマトやキュウリ、卵がメイン
フランスパンは業者が製造していると思いますが、お店(地域)によって、パンの硬さや水分量が違います。お勧めの具材は、水分量が多い野菜とお肉、そして一番欠かせないのが卵焼きを入れたバインミーです。フランスパンはコッペパンのように柔らかい方が食べやすいです。
卵焼きが入ると、フランスパン特有の、口の中の水分がパンに吸収されるパサパサ感が気にならなくなります。水を飲まなくても、丸ごと食べられてしまいます。
バインミーの良さは、美味しさだけでなく、手軽さです。バスで長距離移動する時、ちょっとしたバスの停車時間で注文でき、車内で食べられます。ツアーの集合時間が早くて、朝食をホテルで食べられない時、道端で購入したり、旅行者はお世話になりやすい料理です。

カオ・チー・パーテ

カオ・チー・パーテ
フランスの植民地支配を受けたのは、ベトナムだけでなくラオスやカンボジアも同様です。ラオスではバインミーのことをカオ・チー・パーテと呼んで、食べられています。ベトナムのように、どこでも見かける訳ではありませんが、売られています。
ビニール袋は手の汚れ防止
パクチーが多め
ラオスでカオ・チー・パーテを見かけたのは、長距離バス移動時の一時休憩場所です。ラオスではフランスに関係なくベトナム料理も一部浸透しています。
チリソースが絶品
ラオスのバインミー
柔らかめのフランスパン