ベトナム旅行の注意点

ベトナムは、ハノイがある北部、フエやホイアンがある中部、ホーチミンがある南部に旅行先が分かれています。それらはベトナム統一鉄道やバスで移動が可能です。
注意点としては、ぼったくりが多いことです。タクシーはメーターを回さなかったり、遠回りして料金を跳ね上げることも多いです。空港でタクシーに乗る場合は、正規の乗り場でビナサンタクシーかマイリンタクシーを選ぶと少しは安心です。流しのバイクタクシーは料金の事前交渉が必要です。行き先を明確に把握しないと、いい加減な場所をあちこち連れまわされることもあります。バスで街移動をすると、バス降り場でバイクの勧誘が始まります。
ベンタイン市場などの観光市場では正規値段の10倍で売られていたり、偽物も多く見かけます。通貨(ベトナムドン)の単位が日本円より大きく、値段を一桁間違ってしまわないように注意が必要です。現地ツアーを申し込むならシンツーリストが安いです。ホテルで予約すると料金はシンツーリストの2倍、内容は全く同じ、会社は違うけれど、旅行の質は同じなんてことがあります。
都市の道路はバイクや車の交通量が多いです。横断する時は隙間を縫うように渡る必要があります。

ハノイの観光地

ハノイは、ベトナムの北部に位置し、ホーチミン廟や西湖にあるチャンクオック寺、ドンスアン市場、世界遺産になっているタンロン城跡などの観光地があります。ハロン湾やタムコックの日帰り現地ツアーもあります。
中心部にある旧市街は昔ながらの情緒溢れる風景があり、ドンスアン市場があります。水上人形劇はハノイ観光の定番です。
ハノイの食文化としては、麺料理のフォーやブンチャー、バインクオンが有名ですが、他に犬料理は北部限定です。宿泊費は他の地域よりも高くなっています。ノイバイ国際空港から市街地へはバスかタクシーでの移動になります。国際空港から国内空港へは無料のリムジンバスが運行しています。

フエの観光地

フエは、ベトナムの中部に位置し、ベトナム最後の王朝があった場所で世界遺産になっているグエン朝王宮や歴代皇帝の陵墓が各地に存在しています。中でもカイディン帝陵やトゥドゥック帝陵、ミンマン帝陵は観光地として人気があります。
フエ名物にはブン・ボー・フエ(牛肉米粉麺)やバイン・コアイ(ベトナム風お好み焼き)、コムヘン(シジミごはん)またバインベオのようなフエ宮廷料理もあります。
買い物をするならドンバ市場やフォーン川沿いで開かれるナイトマーケットがあります。ベトナムの南北を繋ぐベトナム統一鉄道のフエ駅が中心部にあり、旅行の難易度は低いです。

ダラットの観光地

ダラットは、ベトナムの中部高原に位置し、年間を通じて冷涼で過ごしやすい観光地です。市街地にはクレイジーハウスと呼ばれる奇抜な建物があり、観光や宿泊が可能です。またダラット高原鉄道で現地の農業風景を見ながら、終点でリンフオック寺を観光するのがお勧めです。他にバオダイの別荘も見どころです。郊外にはポンゴールの滝やランビアン山などの大自然を満喫できるアクティビティがあります。
涼しい気候故に、高原野菜や果物が有名でイチゴなど色々売られています。ダラット発祥のバンチャンヌンはベトナム風ピザであり、ぜひ食べておきたい露店グルメです。スアンフーン湖の周辺にはスーパーマーケットやナイトマーケットがあります。
移動手段としてはリエンクオン空港が最寄りですが、都市間移動バスがニャチャンやムイネーから出ています。鉄道はありません。

ファンティエット・ムイネーの観光地

ファンティエットとムイネーは、ベトナムの南部に位置し、南シナ海に面した常夏のビーチリゾートです。漁業が盛んであり、砂浜には多くの漁船やココナッツボートを見かけます。観光地としては妖精の渓流と呼ばれるスイティエン渓流や砂丘が有名です。他にチャンパ王国の遺跡としてポー・ハイ遺跡を見学できます。
海がある町であるため、海産物を使った料理を提供するレストランが多いです。
日本の観光客は一度も見かけないほど少ないです。ホーチミンやニャチャンに近く、ファンティエットまでは鉄道で行くことができ、そこからバスでムイネーにたどり着けます。またホーチミンやダラットからはバスが出ており、直接ムイネーへ行けます。

観光地

パラダイスケイブ
パラダイスケイブ
ミーソン遺跡
ミーソン遺跡
ベトナム統一鉄道
ベトナム統一鉄道
フォンニャ洞窟
フォンニャ洞窟
ミトーのメコン川クルーズ
ミトーのメコン川クルーズ
マーブルマウンテン
マーブルマウンテン
カンザー国立公園
カンザー国立公園
ティエンハー洞窟
ティエンハー洞窟

グルメ・レストラン

ロイヤルサイゴンレストラン
ロイヤルサイゴンレストラン
ホイアン市場
ホイアン市場
バインミー
バインミー
チャオルオン
チャオルオン
猫料理
猫料理