ブッダパーク
ブッダパークとは、ビエンチャンの中心部からバスで1時間ほど離れたメコン川沿いにある、仏教とヒンドゥー教をテーマにした観光地です。神聖な場所とは限らず、ユーモアやジョークを交えた面白おかしい神仏などの彫像が200体以上置かれています。しかし数ある彫像の中で、巨大な横たわった仏像は地元の人々に崇拝されています。
ワット・シェンクワンとも呼ばれ、タイ出身のブンルア・スリーラット(Bunleua Sulilat)によって1958年に建てられました。
彫像は鉄筋コンクリートで造られており、人間や神、動物、悪魔など様々な姿をしています。仏のような微笑ましい表情から、舌を出したコミカルな表情まであり、彫像1体1体を見て楽しめる「珍スポット(またはB級スポット)」になっています。

基本情報

別称
Buddha Park, Xieng Khuan, ວັດຊຽງຄວນ
住所
Deua, Thanon Tha, Vientiane, Laos
アクセス
Central Bus Stationから14番バスに乗車し、終点のブッダパークで下車。
営業時間
8:00~17:00
料金
建物内部入場料:15,000キップ
観光シーズン
乾季(11~2月)
観光時間
1時間
その他

アクセス

14番バスに乗る必要があります。
ブッダパークの入口(未完成)
ビエンチャンから東に25km離れた、タイ・ラオス友好橋から近くの場所にあります。17:00に閉園した後、17:30頃に来るビエンチャン中心部にあるバスターミナル(Central Bus Station)行のバスが最終便になります。

ブッダパーク

園内マップ
ジューススタンド
園内では果物やフルーツジュースなどを売っています。中でもマンゴーシェイクがおすすめです。
異界への入口
痩せた人だけがここから屋上へ出られます。
顔の形をした入口から、自ら食べられて中に入ると、外からは想像もつかない世界が広がっています。3階建ての構造になっており、一番下の階から地獄、現世、天国の3層世界になっています。さらに屋上へ上がっていくと、園内を見下ろすことができます。
屋上からは、鉄筋コンクリートで造られた仏像の数々が良く分かります。中でも一番左にある巨大な涅槃仏が目立っていますが、全長40mほどあります。立体的なのにサブレのように平べったい感じが、程よいクオリティーと独特な感性を惹き立てています。
ガルーダのような彫像
空間は狭いです。
屋外の彫像と異なり、土で造られており、腕や頭が壊れてなくなっている個体が多くあります。
一番下の地獄世界
頭にドクロと仏の頭を載せた彫像は、他の芸術作品と比べても人気があります。
涅槃仏
阿修羅のように顔が複数あります。
ゾウとサル
楽器を弾いてます。
豚神に踏まれテヘペロ
ヒンドゥー教の女神ドゥルガー
4本の腕を持つラーフ
ラーフは日食と月食を引き起こす首だけの悪魔で、太陽を掲げている姿が彫像のモチーフになっています。神に化けることで神々が手に入れたアムリタ(不死の薬)を飲むことに成功したラーフ。しかしそれを知った太陽と月がヴィシュヌ神に告げ口をしました。ヴィシュヌ神は円盤を投げてラーフの首を切断しましたが、ラーフは不死の薬を飲んでいたので、ラーフの首は不死になりました。
ヒンドゥー教の神インドラは、アイラーヴァタに乗っています。アイラーヴァタとは神の乗り物である白い象で1つの体に3つの頭が一般的です。