タート・ルアンとは、ラオス仏教の最高寺院で、毎年11月頃にラオス最大の仏教の祭典であるタートルアン祭りが開催されます。金色の仏塔は高さが45mあり、国章にも描かれる国のシンボルです。
紀元前3世紀にインドから僧侶が派遣され、仏陀の胸骨を納めるためにタートルアンを建立したと伝えられています。1566年にセーターティラート王によって廃墟となった仏塔を再建されました。その後、シャム(タイ)軍との戦いで損傷するも、フランスの統治時代にフランスによって改修が行われています。
仏陀の胸骨が納められていると言われる仏塔の内部を観光することはできませんが、外壁の内側から仏塔を見ることができます。
別称
Pha That Luang, ທາດຫລວງ
住所
That Luang, Xaysettha 10009, Vientiane, Laos
アクセス
Central Bus Station(CBS)から10番バス(ITECC線)に乗車。
トゥクトゥク(20,000キップ)で15分。
トゥクトゥク(20,000キップ)で15分。
営業時間
8:00~17:00
料金
入場料:10,000キップ
観光シーズン
乾季(11~2月)
観光時間
1時間
その他
入口
セーターティラート王像
タートルアンの前にはセーターティラート王像があります。セーターティラート王はタイのチェンマイからラオスのルアンパバーンにエメラルド仏(現在はタイのワット・プラケオに安置)を持ってきた人物です。後に、ラーンサーン王国の首都をルアンパバーンからビエンチャンに移転し、その時にエメラルド仏もビエンチャンに移しています。
仏塔
タート・ルアンとは、ラオス語で「タート」は塔を意味し、「ルアン」は大きいという意味です。
祈りの場
ラオス仏教界最高位の僧がいる場所で、ラオス仏教総主教宮(Wat That Luang Neua)と呼ばれています。
涅槃像
タート・ルアン南寺院
猿と象の礼拝
タート・ルアン南寺院(Wat That Luang Tai)には黄金の涅槃仏があります。仏の両足が綺麗に揃っており、仏様が入滅した状態です。