ラオス旅行の注意点

ラオスは、首都のビエンチャンや古都の町そのものが世界遺産になっているルアンパバーンが旅行先として人気があります。その中間にあるバンビエンではカルスト地形特有の景観が広がり、ラオス南部に行けばジャール平原の巨大石壺遺跡群やシーパンドーンにあるコーンパペンの滝など自然や遺跡があります。
注意点としては、トゥクトゥクに乗る場合は値段交渉が必要です。街から街への移動は中国ラオス鉄道もありますが、飛行機かバスが一般的になります。宿は部屋の中でヤモリを見かけやすいです。観光地では50,000キープ以上の金額の紙幣を受け付けてくれないこともあります。
街中では夜明けとともに托鉢体験ができますが、宿によっては玄関が閉鎖されていることがあり、事前の確認が必要です。また托鉢は観光化されており、数えきれない程の外国人の托鉢行列が出来上がります。ラオスでは象使いの免許を取得するツアーが存在しますが、公的な資格ではなく、記念品でしかないです。
別の街へ移動する場合、街にある旅行会社でバスやバンを予約することが可能です。道は悪路が多く、ぎゅうぎゅう詰めにされるバンの中では体が幾度も飛び跳ねます。大型バスの利用がお勧めです。

ルアンパバーンの観光地

ルアンパバーンは、ラオスの北部に位置する古都で、フランスによる植民地の影響が今も残る街そのものが世界遺産になっています。サッカリン通りには幾つもの寺院が存在し、その中でもワット・シェントーンは有名です。朝の道路では僧侶への托鉢が行われています。
元王宮があったルアンパバーン国立博物館では夜になるとラーマーヤナの伝統舞踊の鑑賞ができます。側の道路はナイトマーケットが開催され、プーシーの丘では沈む夕日を見るため多くの観光客が詰めかけます。
ルアンパバーンの名産品はメコン川で採れる川海苔です。露店やスーパーで売られています。隣国であるベトナムの食文化が入ってきており、料理としてバン・クアンやカオ・チー・パーテ(バインミー)があります。ラオスの北部料理であるカオ・ソーイはタイにも存在するものとは別物です。

ビエンチャンの観光地

ビエンチャンは、ラオスの首都で、メコン川沿いではナイトマーケットが開催されており、対岸のタイがすぐ側に見えます。朝市はクアディン市場(Khua Din Market)で開かれています。バスで市内観光する場合は、タラートサオの側にあるCBS(Central Bus Station)がバスターミナルになります。
主要な観光地としては、ラオス仏教の最高寺院のタート・ルアンやワット・シーサケット、郊外にあるブッダパーク(ワット・シェンクワン)など仏教に関連したものが多いです。他にパリの凱旋門を模したアヌサーワリー・パトゥーサイは展望台になっています。
ビエンチャンで食べられるラオス名物としてラオスサンドイッチのカオ・チー・パーテや五平餅のようなカオチー、ラープ等があります。また日本では体験できない北朝鮮が経営する北朝鮮レストラン(Pyongyang Restaurant)では、平壌冷麺や朝鮮のり巻きが食べられます。

観光地

ナムサイ・トップビュー
ナムサイ・トップビュー
ファンギャン
ファンギャン
ブルーラグーン1とタム・プーカム洞窟
ブルーラグーン1とタムプーカム洞窟
プーシーの丘
プーシーの丘
バンビエン ナムソン川 チュービング
ナムソン川でチュービング
タム・チャン洞窟
タム・チャン洞窟

グルメ・レストラン

北朝鮮レストラン
北朝鮮レストラン