旧市街の北側に隣接する仏教寺院です。創建年代は不詳ですが、14世紀には最初の建造物が建てられていたと考えられています。寺院の背後にある仏塔(チェディ)は16世紀中頃に建てられ、現存しています。仏塔の前にある本堂は2003年に改めて建造されたものです。
ラーンナー王国の王室寺院として存続してきましたが、ビルマの侵略による支配になり、支配が終わった後はチェンマイの都市が寺院と共に放棄されます。そして20世紀後半の修復によって現在に至ります。
ラーンナー様式建築の典型の寺とされ、ラーンナー王朝の伝統的な建築物です。1959年にタイの文化庁が伝統文化財に指定されています。
基本情報
住所
298/1 Manee Nopparat Road | Si Phum, Chiang Mai, Thailand
寺院

入り口は2体の大きなナーガ(蛇神)がいます。

数々の美しいレリーフです。
寺院は3段重ねの漆黒の屋根があり、総チーク造りになっています。入口の装飾やレリーフは細かく、色合いは落ち着きながらも豪華になっています。

本堂内にいる瞑想の印相を組む大きな仏像

ソンクラーン時なので豪華になっています。
仏塔

レンガ造りです。

ここで手を合わせてお祈りします。

ソンクラーン時の装飾です。