三鳳宮
三鳳宮とは、台湾人が特別大好きな哪吒三太子(中壇元帥)を本尊としている道教の寺院で、高雄にあります。様々な神様を祭る複合寺廟でもあります。中壇元帥を祀る廟としては、台湾で最大級となっています。
寺院がかつてあった場所は「三塊厝」と呼ばれており、縁起の良い生き物である「鳳凰」から三鳳宮と名付けられました。
三鳳宮は三殿に分かれおり、正中殿(1階)、大雄宝殿(2階)、凌宵殿(3階)です。台湾では二階建て以上の寺院としては初になります。
清の時代に建設されましたが、1971年に建国三路の拡張工事において支障になったため、現在の場所に移転しました。そのため歴史は古いですが、新しい寺院です。

基本情報

別称
Sunfong Temple
住所
高雄市三民區河北二路134號
アクセス
台鉄の高雄駅から徒歩5分。
営業時間
5:00~22:00
料金
なし
観光シーズン
オールシーズン
観光時間
40分
その他

詳細情報

背後にある背の高いビルは寺院と無関係です。
正面の入口は豪華な装飾があります。
神様にお祈りをするだけでなく、天井や柱に施された彫刻や無数の提灯など、道教に詳しくなくても見所は多いです。
正中殿
大雄宝殿
中央殿の「正中殿」には中壇元帥(哪吒太子)の他に、註生娘娘や福徳正神が祀られています。後殿の「大雄宝殿」にはお釈迦様や観音菩薩などが祀られ、上殿の「凌宵殿」に道教における最高神の玉皇上帝が祀られています。
釋迦牟尼佛祖
玉皇上帝