台湾 旅行・観光ガイド

台湾は、日本から飛行機で3時間半で行け、治安が良いため海外旅行先ランキング上位に入ります。観光先として台北や新北、台中、台南、高雄、花蓮などがあり、どこも鉄道や新幹線でのアクセスが良いです。また自転車で台湾を一週する環島は10日前後で達成できます。注意点としては、料理に中華特有のスパイスである八角が使われることがあり、日本人にとって味や匂いが苦手な場合があります。初めての海外旅行先としてお勧めされる半面、人気の観光地やお店では日本人だらけでがっかりすることもあります。定番の観光地では、渋滞や長時間の待ち時間が発生するなどオーバーツーリズム状態です。 台北や高雄の市内はバスだけでなく地下鉄があり、移動が簡単です。桃園国際空港から台北市内への移動も地下鉄があるため、全て自分で手配する個人旅行のハードルは低いです。日本の団体ツアーだと観光は観光地の玄関先だけ、幾つもの民芸品店へ長時間に渡り連れていかれます。6～9月は台風シーズンになり、飛行機が欠航したり遅延することがあります。台湾グルメやお土産として、パイナップルケーキや、太陽餅、老婆餅など豊富です。夏には釈迦頭が食べられます。各地で夜市が毎晩開催され、士林夜市や饒河街夜市があります。

新北は、台北の北部に位置し、金鉱発掘の街として栄えた九份があります。その周辺には金鉱山があった新北市立黄金博物館や製錬所だった廃墟の十三層遺址など関連する観光地が幾つもあります。海岸線沿いには奇岩で有名な野柳地質公園や南雅奇石などがあり、老梅緑石槽では春になると海岸の石が緑色の海藻に覆われる現象を見ることができます。九份の玄関先である新北市の三貂嶺駅には菁桐駅まで平溪線の電車が走っており、線路の真ん中で天燈上げ体験ができたり、レトロな街並みや日本統治時代の防空壕があります。侯硐駅では沢山の猫がおり、猫グッズが売られています。また十分瀑布をはじめとした幾つもの滝があります。台北の中心部から新北への移動はバスか鉄道になります。