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シロヤシオとギンリョウソウを求めて丹沢登山 1日目
今回の丹沢登山は、植物探しになります。この時期、腐生植物が咲いており、ギンリョウソウを見に行きたいと思います。
またシロヤシオも今年は遅いようで、まだ咲いていそうです。丹沢のシロヤシオと言ったら、檜洞丸でしか見た事がなかったのですが、塔ノ岳から丹沢山の稜線にも咲き誇っている場所があるため、大倉から丹沢山までピストン登山します。
他にも、様々な植物を探してみようと思います。普段は山の景色や、簡単に目に付く植物しか見ていないので、本格的に植物探しをすると、どんな発見があるのでしょうか。
渋沢駅からバスに乗車し、大倉へ到着しました。植物探しがメインなので、ゆっくりペースでの登山を目指します。
今まで大倉にあるレストハウスには入った事がなかったのですが、営業しているようだったので、入ってみました。YAMA CAFEという喫茶店があり、食事だけでなく登山グッズも販売してました。
多くの登山者に抜かされながら登っていきます。今回の山行で学んだ事は、何度も山に入らないとその山の植物には詳しくなれない事と、その植物が自生する場所を知らなければ見つけられない事です。
大倉高原山の家キャンプ場との分岐点に来ました。大倉から塔ノ岳のバカ尾根ルートは何度も通過してますが、キャンプ場へは行った事がありません。今日は、下山時にキャンプ場へ続く大観望ルートを通りたいと思います。
フタリシズカ
最初に出逢った植物は、フタリシズカです。ヒトリシズカとの違いは、穂状花序が名前の通り1本(ヒトリ)か2本(フタリ)かです。小振りなヒトリシズカと比べて、フタリシズカは圧倒的に大きいので、シズカ(静)っぽさが実感できないです。
見晴茶屋を通過し、バカ尾根特有の階段地獄が始まります。といっても、平坦な場所や、下り、緩やかな上りもあるため、バカ尾根と呼ばれる大倉尾根で足がバカになる事はないと思います。快速急行で登山すると、足がきついはずです。
新緑の自然の中を歩いていきます。大倉尾根って木道で整備されている場所がほとんどで、歩きにくかったりするけれど、植生の保護に力を入れていると思います。
ナツトウダイ
杯状花序が燭台に似てますね。名前の由来も燭台に似ているからみたいです。まって、燭台?何か思い出しそう。そう、タヌキノショクダイを見てみたい。
キノコも自生してました。腐生植物が好きなら、キノコも好きになるかもしれません。アカイカタケとかヤンマタケ、独特な生命体って魅力的です。
光と影、陰と陽が何気にそそられる景色でした。「陰と陽」と「陽と陰」どっちが一般的なんだろう。「影と光」ってあまり言わない気がします。
マムシグサかも。類似しているテンナンショウ属の植物は幾つもあり、類似具合がそっくりなので、識別はギブアップしています。
ヒメハギ
紫色の萼と花弁、白い付属体が可愛らしいですね。付属体も紫色だった個体も後で見つけました。小さい花なので、登山道をただ歩いているだけでは目に留まりませんが、道端にちゃんと咲いています。
黄色い花がジシバリで、紫色の花がムラサキサギゴケ
モミジが敷かれた道を歩いていきます。
エビネ
ラン科の植物です。人気があるようで、ネットで保護されてました。花が咲いている時期は終わっていると思っていたのですが、まだ咲いてました。
ツクバネウツギ
ギンリョウソウ
今日のメインであるギンリョウソウの自生地にたどり着きました。写真の個体は部分的に剥がれていますが、それによって今まで見た事のなかった内部の構造が分かりやすくなっています。もろそうなので、触らない方が良いですね。
こちらは、まだまだこれからだと思います。とても狭い場所に4ヶ所ほど分かれて自生していますが、少し場所を離れると全く見つかりません。ギンリョウソウは自生している場所を知らないと見つけられない場所にあります。
コケリンドウ
とても小さいリンドウで、花の大きさは1cmあるかないかくらいです。
付属体が紫色バージョンのヒメハギです。
花立山荘を過ぎるとトウゴクミツバツツジの群生地になってきました。蕾って色が濃いんですね。この時期の丹沢は同じツツジの仲間であるシロヤシオの見頃を終えている年もありましたが、今年はまだまだ大丈夫そうです。満開までは少し早いかもしれません。
ボリュームがあります。雄しべが10本あるのがミツバツツジではなく、トウゴクミツバツツジです。
クワガタソウ
天気は今のところ晴れですが、雲が多く富士山や南アルプスなどは見えませんでした。午後になると更にガスってきます。
バイケイソウ
葉っぱは丹沢でよく見かけるのですが、花は北アルプスでしか見た事がありません。なぜ花を見かけないのか調べてみると発芽から花が咲くまで90年かかるらしいです。色んな説があって、実際のところ不明みたいですが、花がかかるまで年限が必要なのは確かなようです。
シロカネソウ
白い花に黄色のアクセントが良いですね。シロガネーゼの奥様とでも呼んでおきましょう。
塔ノ岳の山頂に到着しました。ゆっくり植物を探しながら歩いていたのですが、ほぼ標準タイムで登ってきました。ここで昼食休憩にします。
お湯を沸かしている間に、撮影タイムです。食後は、シロヤシオを観に丹沢山まで歩きます。
塔ノ岳と丹沢山を結ぶ尾根は丹沢の主稜線ですが、丹沢山まで足を延ばす登山者は少ないため、すれ違う登山者はあまりいません。歩き始めてすぐにシロヤシオが咲いていました。
去年も一昨年も最盛期を終えたシロヤシオを見ていたので、純白の花が茶色にしおれて汚れてました。今日は、見頃の個体もあれば、これから見頃を迎える個体もあります。そのため純白の綺麗な花が観れました。
段々ガスってきました。丹沢山は龍ヶ馬場のピークに隠れて見えません。
白とピンクのコントラストも綺麗ですね。
1つだけ風変わりなシロヤシオの個体を見つけました。花の密集がすごい事になっています。なぜか落葉の程度が激しいですが、病気か何かでしょうか。落葉する時期ではないはず。
丹沢山塊のシロヤシオを観に登山すると言ったら、真っ先に西丹沢にある檜洞丸をイメージしていたのですが、こっちも負けず劣らず。こっちの方が凄いのかもしれません。それとも今年は当たり年かも。
ガスってきているので、ガスの白とシロヤシオの白が被ってます。
密です。ソーシャルディスタンスを保ちましょう。(LMAO)
破れているのか、中がむき出しになっている個体がありました。初めて中を見ました。なんか、ピエロの鼻みたいです。
この登山道の景色好きですね。
木道を整備する業者が大倉尾根で作業していたのですが、ここら辺も木道が新しくなっていました。感謝の気持ちを忘れないようにしたいですね。
宮ヶ瀬湖が見えます。宮ヶ瀬ダムの放流口もかろうじて見えます。
視界が良好なこの稜線は歩いてて楽しくなります。街中にはない景色です。
こちらのシロヤシオも満開です。
サラサドウダン
丹沢山の山頂に到着しました。富士山は見れないですね。
疲れたので、みやま山荘で炭酸ジュースを購入して屋内で休憩します。前に購入した鹿の登山バッジが700円から800円に値上がりしてました。
足の疲労が軽くなったら大倉まで折り返し下山します。塔ノ岳と丹沢山の間には日高と龍ヶ馬場の2つのピークがあり、登りは疲れた足にはきついです。写真のピークは日高です。
塔ノ岳まで戻ってきました。休憩していると360度の視界がガスで覆われました。ここまでガスガスは初めてですが、そのおかげで少し肌寒く快適です。
オキナグサ
大倉への下山中、一度は見たかった植物が自生しているのを見つけました。オキナグサは可愛らしいツクモグサに似ていて、以前から興味があったのですが、後で調べてみるとどちらもオキナグサ属でした。
これまた好きな植物チングルマにそっくりな果穂を発見したと思ったら、葉っぱを見るとこれもオキナグサのようです。
山頂はガスってても、下界は太陽の光が当たってます。
神奈川県の水源の森林。調べてみると、「神奈川県森林インストラクター養成講座」というものがあるようです。
ホウチャクソウ
大倉高原山の家キャンプ場まで降りてきました。初めましての場所です。
丹沢でテントを張れる場所です。
水場があるので、わざわざ家から水を持ってこなくてもよさそうです。
キャンプ場にある展望所からは景色が見えますが、山頂や花立山荘から見た景色の方が良いと思います。このまま大倉バス停まで下山し、無事に帰宅しました。
今回は、多くの植物に出逢う事が出来ました。丹沢にはまだ出会った事のない珍しい植物がまだ豊富にあるので、これからも探索してみたいと思います。
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