鶴の舞橋とは、富士見湖パークに隣接した津軽富士見湖(廻堰大溜池)に架けられています。樹齢150年以上の青森ヒバを使用し、全長300mの日本一長い木造のアーチ橋です。アーチの中間2箇所には高床式の休憩所が設けられています。
鶴の舞橋という名の由来は、休憩所を鶴の胴体に見立てると、アーチ状の橋梁部が2羽の鶴が羽を左右に広げているようにも見え、鶴が舞うように美しいからです。

基本情報

住所
青森県北津軽郡鶴田町大字廻堰字大沢大沢81-150
アクセス
JR五能線五所川原駅か陸奥鶴田駅から
弘南バス「五所川原~鶴田線(廻堰経由)」で「廻堰十文字」バス停下車し、
徒歩10~15分。
営業時間
24時間
料金
なし
観光シーズン
5月~11月
観光時間
30分~1時間
その他

廻堰大溜池の沿革

古記によると、このため池は岩木山を水源とする白狐沢からの自然流水による貯水池であったものを、1660年に四代藩主津軽信政公が、樋口権右衛門を廻堰大堤奉行に任命しました。柏村地方の用水補給のための堤防を築き用水池にしたものと記録されています。
その後、豪雨、融雪と自然災害により元禄、寛政、文政、明治、大正と堤防が決壊し、そのたびに大修理が加えられ関係者の苦難がそそがれてきました。
しかし、この長期にわたる努力と地域住民の献身的な働きかけにより、国や県の手により提体や取水施設等の整備がなされ現在のため池となっています。

休息所(大ステージ)

大きさは10m×21mです。

休息所(小ステージ)

大きさは9m×9mです。

丹頂鶴自然公園

津軽富士見湖の湖畔に立地し、鶴の舞橋に近接します。丹頂鶴が飼育されており、見ることができます。
江戸時代の頃、青森県鶴田町には数多くの鶴が飛来したと言われています。
平成5年に中国黒龍江省より2羽を譲り受け、平成9年にロシア連邦アムール州よりつがいを譲り受け飼育されました。
丹頂鶴