テガラランのライステラス

テガラランのライステラスとは、ウブドの町から北方約8kmに位置するテガララン村にあります。その村を南北に走る川沿いに広がる棚田です。沢山のヤシの木に囲まれており、写真映えする人気の観光地になっています。三毛作によって稲の収穫が年3回あります。訪れる時期によって、稲の状態は様々です。収穫直後より稲が育った時の方が美しいです。棚田を望む道路沿いにはカフェやレストランが営業しており、席から棚田の眺望を鑑賞しながら食事ができます。民芸雑貨などのお土産屋もあります。世界遺産に登録されているジャティルイの棚田より小じんまりとした景観ですが、段々になった棚田の高さがあるため立体的です。またアクセスはテガラランの方が容易で、周辺にはアユンタユン寺院やタナロット寺院などの人気観光地もあります。

2012年に「ペクリサン川流域のスバック景観」として世界遺産に登録されたエリアにテガラランのライステラスも含まれています。バリ島の伝統的な水利組合であるスバックによって景観が維持されてきました。