今回登山するのは曽我丘陵にある不動山です。神奈川県の山(分県登山ガイド)に選ばれています。富士山や夜景(田島の夜景)の展望地があり、近くには曽我梅林があり、梅祭りの時期は多くの人で賑わいます。

今回は植物探しです。コクランやサイハイランがあると言われており、実際にコクランは見たことがあります。まずは御殿場沿線から1つ目の山頂である高山へ目指します。

道は舗装された農道であり、果樹が広がっています。竹林や雑木林などもあります。

小田原は海沿いの街でもあり、相模湾が見えます。今日は伊豆諸島の大島や利島が見えました。東京から伊豆諸島を観光するのに、夜行日帰り限定のフェリー往復券「ミステリーきっぷ」が4000円で販売されています。どこの島に訪れるのかは当日のお楽しみとのことですが、フェリー往復料金は安いです。行き先が大島なら滞在時間は8時間30分、一番遠い神津島なら30分と、フェリーを乗ることが目的のツアーになります。

見晴台じゃない場所からでも富士山が見えます。今日は生憎の天気で、富士山は隠れ気味でした。右側にあるお椀を逆さにした山は矢倉岳です。こちらも神奈川県の山(分県登山ガイド)に選ばれており、貴重な山野草が自生していたりします。

高山への山頂直前になると舗装道路は途切れてしまいます。先に道は存在するので進みます。

高山

標高245mの高山の三角点に到着しました。山頂標識はありません。

不動山へ向かいます。すれ違うのは収穫中の農家とハイキング客1名のみでした。

六本松跡

六本松跡を通過します。

大磯にある高麗山が見えました。赤と白の鉄塔が目印です。他にも二宮にある菜の花で有名な吾妻山や江の島なども見えました。

十字路に来たら、そのまま幅の広い左へ向かいそうになるのですが、その右側にある森の中へ誘う道を進みます。不動山へは以前訪れたことがあるのですが、その時は他の場所で道を間違えてました。

分岐が出現したらピンクテープがある方が山頂なので、そっちへ向かいます。

道は明確ですが、若干の藪漕ぎのような感じです。

不動山

標高327mある不動山に到着しました。このまま先へ進み、浅間山を目指します。途中が急な斜面になっており、落ち葉で滑ったら転げ落ちる場所がありました。

浅間山

標高317mくらいある浅間山の山頂に到着しました。標識や三角点がないので、実際の標高は不明です。

宗我神社の方へ下山して登山は終了になりました。今回探した植物は、無事に見つけることができました。今の時期は花が咲いていないのですが、今の時期に探そうと思っていた植物です。数が少なくて、たまに1本見つけるくらいで、花の時期に訪れても期待できなさそうでした。ただ、1ヶ所だけ群生していたので、そこは毎年花を観賞できるかどうか期待です。こんな曽我丘陵に花を見に来る人なんて皆無だと思うので、穴場かもしれません。

日程表