ティエンハー洞窟とは、ギャラクシー洞窟(銀河洞窟)と呼ばれ、トゥオン山にある複合洞窟です。ニンビンにある美しい鍾乳洞の1つで、船に乗って訪れることができます。2007年に発見され、洞窟内は全長700mあり、歩いて観光できる陸地部分は200m、洞窟内の船で探検する部分は500mあります。最大の空間は1200平方mあります。
2008年に古代ベトナム人の痕跡が発見されています。チャンアンの景観関連遺産に含まれており、2014年に世界遺産になっています。幾つもの鍾乳洞と石筍が造り出す自然の造形美があり、天井に空いた穴から降り注ぐ太陽光が鍾乳石を輝かせます。
トゥオン山はホアルー城塞を守る天然の防壁と考えられています。
個人で行く場合はタクシーになります。帰りは流しのタクシーが拾えないような田舎であるため、行きのタクシーと交渉した方が無難です。船は船頭を含めた3人乗りです。
船で揺られながら陸地に到着すると、洞窟までは少し歩く必要があります。
ニンビン市の中心から24km程離れた場所にあるため、観光地化されておらず、観光客への知名度は2024年ではまだまだ低いです。基本的に貸し切りになります。売店はありません。
ティエンハー洞窟は最初、陸地を歩きます。洞窟の中は外よりも約12度の温度差があります。ライトアップは少ないため、懐中電灯を借りて歩くことになります。
歩ける場所の終点は船着き場になっており、そこから船に乗って鍾乳洞を更に奥へ進みます。船がすれ違えない程狭く、座礁しそうな程水位は低いです。風で水面が揺れることがなく、水鏡となり鍾乳石を水面に映し出します。
天井が低いため、頭上に気を付ける必要があります。ボートを漕ぐ落とした聞こえず、鍾乳洞をより感じることができます。
ティエンハー洞窟を出て、歩いていくと別の洞窟Động Thiên Thanhがあります。階段を幾つも登らないと到着できません。船に乗る場所はないため船頭は付いてこず、個人での観光になります。
洞窟の反対側の入口から、別のツアーボートと鉢合わせします。洞窟内では野生のコウモリが生息しています。周囲は暗いため、船頭から懐中電灯を借りて観光をします。