来遠橋とは、ホイアン旧市街にあるチャンフー通りとグエン・チ・ミンカイ通りを結ぶ橋です。ホイアンが貿易港として栄えていた1593年、ホイアン在住の日本人が建造したと言われているため、日本橋とも呼ばれています。当時の日本人町と中華街を結んでいたとされます。
幅3m、長さ18mの瓦屋根付きの太鼓橋で、2万ドン紙幣の裏面にこの橋が描かれています。橋の通行は24時間無料ですが、橋の中央部にある鎮武北帝を祀った寺院への入場は有料です。申年に建築が始まり戌年に終わったことから、橋の両端には申と戌の木像がります。
夜間はライトアップされ、昼間とは異なるノスタルジックな橋になります。1999年に世界遺産として登録された「ホイアンの古い町並み」に含まれています。
住所
Nguyễn Thị Minh Khai, Phường Minh An, Hội An, Quang Nam 564010, Vietnam
アクセス
ホイアン旧市街から徒歩圏内。
営業時間
24時間
料金
通行料:無料
祠の観光料:10万VNDで購入できる5枚つづりのチケット1枚
チケットは日本橋すぐ側チャンフー通りのチケット売り場で購入可能です。
祠の観光料:10万VNDで購入できる5枚つづりのチケット1枚
チケットは日本橋すぐ側チャンフー通りのチケット売り場で購入可能です。
観光シーズン
オールシーズン
観光時間
15分
その他
橋の中央部にある寺院
橋の入り口には敷居が設置されており、自動車やシクロの通行は出来ないが、自転車やオートバイは引いての通行が可能です。
ホイアンは16世紀半ばより日本や中国、ポルトガルなどの各国との貿易で栄えており多くの日本人が住んでいました。
日本橋すぐ側のチケット売り場では日本語でチケットの使い方などを説明してもらえます。
日本橋の入口
ベトナム語では Chùa Cầuと呼ばれており、橋寺と言う意味です。
ライトアップされる時間は18:00~22:00です。
鎮武北帝
日本橋は日本人商人が資金を出し合い日本人によって建てられましたが、その時はカウ寺はありませんでした。その後、中国人やベトナム人により橋が修築され、鎮武北帝を祀る祠が建てられました。
航海安全を祈願したと言われています。
寺院内の見学は有料チケットが必要ですが、営業時間外でも寺院は開放されています。
2022年から橋の修復作業が実施されていますが、通行と修復作業の見学は可能です。