猫料理

猫料理とは、猫肉を使った料理でベトナムではハノイ等の北部で食べられています。猫肉に薬効があるとされたり、戦時中の食糧不足で食べられて来た歴史や文化があり、現代でも国によっては猫食文化が存在しています。ベトナムでは猫料理をThịt mèoと呼ばれています。近代化や動物保護によって若者は食べない傾向があります。

食べ方は、臭い消しのためにレモングラスなどの香草と一緒に食べます。マムトムという紫色の臭いエビの塩辛に付け、お酒のおつまみになります。

日本では海外から輸入された犬肉を使った犬料理を提供するレストランは現存していますが、猫料理はないと思われます。海外では犬肉店よりも猫肉店の方が数が少ないです。

基本情報

住所
65 P. Trần Bình, Mai Dịch, Cầu Giấy, Hà Noi, Vietnam
アクセス
最寄りのバス停「6 Phạm Hùng」から徒歩6分。
営業時間
9:00~23:00
料金
150×1000VND
休業日
その他

お店

蒸した猫料理
メオハップ(mèo hấp)
猫料理
メニューと値段

お店の名前は「Pham Bang - Dog & Cat meat」です。犬料理(Thit Chó)と猫料理(Thịt mèo)どちらもあります。メオハップ(mèo hấp)とは蒸した猫肉の料理です。

猫肉の味と感想

焼いた猫肉よりも蒸した猫肉の方が臭みがないと思い、蒸し肉を食べました。注文してから提供されるまでに時間はかかりましたが、それ故か臭みはほぼありませんでした。以前、露店で食べた焼いた犬肉は美味しくなかったのですが、こちらの猫肉は柔らかく癖もなく美味しかったです。骨は取り除かれていて食べやすいです。

鳥や牛、豚など日本で食べられる一般的な肉のどれとも似ていない味です。付けダレはマムトム(エビの塩辛)だと思うのですが、きつい臭いですがお肉に付けると、いけます。すぐ飽きてしまう味というか臭いです。塩があったので、半分以上は塩を付けて食べました。