チャンクオック寺とは、李南帝の時代(544~548年)に紅河のほとりに建立された鎮国寺です。1615年に今のタイ湖畔の小島に移され、名前もチャンクオック寺(鎮国寺)と改称されました。
赤い仏舎利塔が高くそびえ立ち、位の高い僧たちの骨が収められています。この仏舎利塔は2004年に再建されており、赤い色は中国とベトナムの文化では幸運と繁栄を象徴しています。塔の周りを歴代住職の低い墓塔が囲んでいます。
僧侶達は大衆に仏教の教えを伝えながら、この寺に何世紀も暮らしていました。
別称
Chùa Tran Quoc
住所
Thanh Niên, Yên Phu, Tây Ho, Hà Noi, Vietnam
アクセス
バスに乗り最寄りのバス停Đoi dien 28C Thanh Niênで下車し、そこから徒歩5分です。
営業時間
7:30~11:30, 13:30~18:30
休業日
無休
料金
入場料:無料
観光シーズン
オールシーズン
観光時間
30分
その他
入口の門
赤い仏舎利塔と両端の墓塔
2004年に再建された赤い仏舎利塔の周囲には、17世紀に建てられた歴代住職の墓塔が存在します。仏舎利塔は八角形の形をしており、高さ15mあります。
ベトナムの盆栽ホンノンボです。
本堂の前の中庭
聖母道の女神柳杏聖母
歴代住職の像
左から周倉、関羽、関平が祀られています。
関羽は中国の武将で忠義を重んじた人物です。商売の神としても信仰されています。周倉は関羽の家来で、関平は関羽の養子です。他に徳翁という土地神なども祀られています。