アシュレ
トルコで古くからある伝統的なデザートで、小麦、お米、ナッツやドライフルーツなどを甘く煮たものです。
ノアの方舟に関するデザートで、大洪水が終わった10日目に、方舟に残った素材をかき集めて作ったと言われるデザートです。
トルコでは昔からヒジュラ暦の正月であるムハッラムの10日(アシュレの日)に家庭で作られます。ヒジュラ暦の正月は太陽暦とは毎年11日ほどのズレがあるため、毎年同じ月ではありません。アシュレはアラビア語で10の意味です。
デザート店で季節問わずに食べる事が出来まずが、アシュレの日に家庭で食べるのが一般的です。家庭ごとに味や材料が異なります。

基本情報

住所
İstiklal Cd., Beyoğlu/İstanbul, Turkey
アクセス
イスティクラル通りにあるSaray Muhallebicisi(デザート喫茶店)で販売しています。
営業時間
料金
アシュレ:7TL
休業日
その他

Saray Muhallebicisi

アシュレ
デザート喫茶店

アシュレを食べた感想

甘いお粥のような味でナッツや様々な材料の食感がアクセントです。美味しさを求めて作られたデザートではなく、伝統的な昔からあるデザートなのが味から分かります。そういった意味では洋菓子よりも和菓子が好きな人向けのお味ですが、好き嫌いが分かれると思います。個人的に好みではありませんでした。
メニューには写真と値段が書いてあります。
店内
アシュレ以外にも色々なデザートが販売しており価格は7~8TLが多いです。