地形図などの基本測量を基礎として国土地理院が調査した日本の山で、標高の高い山をランキングした一覧です。
日本人なら誰でも知っている日本で一番標高が高い山は富士山です。二番目以降の山は、登山をしない人にはあまり知られていない山が多いです。標高3,000m以上ある山は幾つあるか知っていますか。
登山をする人は、幾つ登ったり見た事あるでしょうか。

富士山

丹沢の鍋割山から見た富士山
標高3,776mの独立峰です。年間20万人以上、多い年は30万人を超える登山者が登ります。日本で一番高く、日本の山として世界で一番知られている日本のシンボルです。日本百名山です。

北岳

北岳肩ノ小屋から見た北岳
標識
標高3,193mあり、赤石山脈(南アルプス)の最高峰です。日本百名山です。

奥穂高岳

涸沢岳付近から見た奥穂高岳
標高3,190mある飛騨山脈(北アルプス)の最高峰です。穂高連峰の最高峰でもあり、同じ穂高連峰には、北穂高岳、涸沢岳、前穂高岳、明神岳、ジャンダルム、西穂高岳が属しています。日本百名山です。
常念岳から見た奥穂高岳(右)
標識
2020年、民間テレビ「林先生の初耳学」によるGNSS測量では、標高3,191mの結果になりました。今までの標高3,190mは、1975年に航空写真からおおよその標高を計算した結果となっています。同率3位である間ノ岳は2014年にGPSで測量して標高3,190mとなっています。今後、間ノ岳は標高4位になるかもしれません。

間ノ岳

鳳凰三山から見た間ノ岳
標高3,190mある赤石山脈(南アルプス)の山です。日本で2番目に標高が高い北岳の隣にあります。日本百名山です。

槍ヶ岳

涸沢岳から見た槍ヶ岳
標高3,180mある飛騨山脈(北アルプス)の山です。尖った穂先は、北アルプスのシンボルであり、どの方角から見ても一目で分かります。日本人なら富士山に一度は登りたいように、登山者なら一度は登りたい山が槍ヶ岳です。。
天狗池から見た槍ヶ岳
常念岳付近から見た槍ヶ岳
標識

悪沢岳

標高3,141mある赤石山脈(南アルプス)の山です。荒川岳や荒川三山とも呼ばれ、前岳、中岳(荒川中岳)、悪沢岳(標高3,141m)の3つの山の総称です。

赤石岳

標高3,120mある赤石山脈(南アルプス)の主峰です。日本百名山です。

涸沢岳

穂高岳山荘付近から見た涸沢岳
標高3,110mある飛騨山脈(北アルプス)の山です。夏はハクサンイチゲなどの高山植物の名所、秋は紅葉の名所になっている涸沢カールの真上にある頂です。
涸沢カールの中央にある山頂が涸沢岳
標識

北穂高岳

本谷橋から見た北穂高岳
標高3,106mある飛騨山脈(北アルプス)の山です。槍ヶ岳とは大キレットと呼ばれる難所と繋がっています。涸沢カールから登るのが簡単です。
南岳から見た北穂高岳(一番手前)
涸沢岳から見た北穂高岳(一番右)

大喰岳

槍ヶ岳山荘から見た大喰岳
標高3,101mある飛騨山脈(北アルプス)の山です。槍ヶ岳から穂高連峰へ延びる稜線上にあります。
槍ヶ岳から見た大喰岳
標識

前穂高岳

ザイテングラートから見た前穂高岳
焼岳から見た前穂高岳(右)
標高3,090mある飛騨山脈(北アルプス)の山です。奥穂高岳と吊尾根で繋がっており、上高地から岳沢を経由して登れます。

中岳

中岳と南岳の間から見た中岳(左)
標高3,084mある飛騨山脈(北アルプス)の山です。槍ヶ岳から穂高連峰へ延びる稜線上にあります。
常念岳付近から見た中岳(中央)
標識

荒川中岳

赤石山脈(南アルプス)における荒川三山の1つである中岳のことで、標高3,084mああります。荒川三山の最高峰は日本で6番目に標高が高い悪沢岳です。