普段街中で見知らぬ人とすれ違っても挨拶はしないのに、山だとなぜか「こんにちは。」って挨拶する事が多くなります。けれど、どんな山(場所)でも挨拶しているかと考えてみると、そうでもありません。
そこで、どんな山(場所)で挨拶するのか、しないのか、自分の思考回路をまとめてみました。

判断基準

①「登山道や探索路など道の途中じゃないと、すれ違っても基本的に挨拶はしないと思います。」
山頂とか広い休憩スペース、山小屋の中だと、すれ違っても互いに挨拶した事があまりないと思います。しても会釈くらいだと思います。登山道ですれ違うのは、他ですれ違ったりするのとは何かが違う気がするけれど、何だろう。
山頂
広い休憩スペース
山小屋の談話室
②「人が多いと挨拶せず、人が少ないと挨拶してます。」
誰に挨拶して誰に挨拶しないとか変なこと考えてしまう。登山道や探索路などでは人がいっぱいだと積極的に挨拶してないと思います。大混雑の尾瀬とかみんなに挨拶してたら大変そう。人が少ない時間帯の尾瀬だったら挨拶してたり。
人込み
③「山は山でも観光地化してる場合は、挨拶はしてないと思います。」
街中にいるのと同じ感覚だと思います。高尾山だとコースによって挨拶するかしないか分けます。例えば、1号路は観光地っていう感じなので人が多くなくても挨拶はしないと思います。「ええ!どこかで会いました?」みたいな顔をされたらどうしよう。稲荷山コースだと観光地ではなく、登山道のイメージが強いので挨拶する事が多いです。
観光地の高尾山山頂
ロープウェイがある場所は観光地化してたりします。
④「相手から挨拶してきたら、挨拶をかえします。」
山に関わらずですね。ちなみに、こちらから挨拶して、相手から挨拶返ってこなかったら、それだけ返事する気力ないくらいヘトヘトなんだと認識してます。

判断基準対象外

①「近場の低山だから挨拶しない、北アルプスの高山だから挨拶するとかはないです。」
近場の低山は人が混んでいないため、挨拶する事の方が多いと思います。
近場の低山
北アルプスの高山
②「登山者だから挨拶する、観光客だから挨拶しないとかはないです。」
観光地化してる探索路でも人の量が少なかったら観光客でも無意識に挨拶してます。上高地の河童橋では誰とも挨拶しないけれど、上高地の探索路では誰とでも挨拶していると思います。
登山者も観光客も訪れる上高地
河童橋

挨拶をためらう事

3連休の最終日なんか人気の山だと下山者でびっしり行列ができる事があります。そんな時に登ってくる少数の登山者は大量の下山者とすれ違う事になります。私が下山者だったら登ってくる人に「こんにちは。」って声をかけるかすごく迷います。
大量の下山者がひっきりなしに登山者に挨拶してたら、それだけで登ってくる人が疲れてしまいそうです。挨拶をするかしないかは、登山者の顔から分かる余裕を見て考えると思います。