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アツモリソウやカモメランを観に三ッ峠山へ登山 1日目
梅雨に入る前に咲いているアツモリソウやカモメラン、ヒメムヨウラン、キバナアツモリソウを観に三ッ峠山へ行きます。河口湖から三ッ峠山の山頂近くまでバスで行けますが、1日1本しかなく、登山口の到着が10時を過ぎます。
今回は、花友さんと河口湖駅で合流し、一緒に花探し登山になります。花探し歴がぺーぺーの私と比べて、植物がとても詳しい方です。
三ッ峠登山口バス停でバスで下車し、登山開始です。山頂までは緩やかな林道歩きが続きます。三ッ峠山から帰りのバスはないため、登りの累積標高が735mに対し、下りの累積標高が1129mです。今回の山旅は登山というよりかは、下山が主要になります。
クモキリソウ
今の時期の三ッ峠山は、どこにどの花が咲いているか、ネットで検索すると色々でてきます。ピンポイントで場所が記載されていたりするので、事前に調べてきました。そんなネット情報よりも花友さんの知識の方が圧倒的に詳しくて、私は手足もでませんでした。
ちなみに私がゲームをプレイするなら、攻略本を片手に全てのイベントフラグを立てないと気が済まない性格です。花探しだけではなく、全てのことにおいて下調べは大事です。
それでも日帰りという決められた制限時間内で、観たい植物全てを観るのは至難の業です。
ヒメムヨウラン
腐生植物好きの私にとっては、数ある植物の中でヒメムヨウランが今日一番のお目当てです。三ッ峠山だけでなく富士山南麓にも自生しています。ラン科サカネラン属ですが、同属の腐生植物であるサカネランと比べると、総状花序であることくらいしか属の共通点が思い浮かびませんでした。
赤っぽい色の個体が多く存在しましたが、白っぽい個体なども存在していました。褐色も黄色も全く持たない、真っ白な個体がこの子とは別にどこかに存在するので、シロヒメムヨウランとは呼べなさそうです。
花柄子房がねじれず、唇弁が上にあるラン科植物は少数派であり、ヒメムヨウランは少数派に該当します。ちなみにサカネランはヒメムヨウランと同様に花柄子房がねじれませんが、しかし唇弁が下になります。
ユキザサ
ミヤマカラマツソウ
クサタチバナ
こちらは準絶滅危惧に指定されており、神奈川県では絶滅種になっています。
ミソサザイ
ミソサザエと間違って覚えてしまいそうな小鳥がオラオラしてました。サザエでございま~す!
ヤマドリゼンマイ
茶色い部分は花でも、唐揚げでも天ぷらでもありません。花を咲かせないシダ植物特有の、胞子がある胞子葉です。私にとっては、唐揚げにしか見えません。
マイヅルソウ
この時期に咲く白い金平糖といったらこちらです。和三盆で造られた一品です。ベールを被ったクリオネにも似てる気がします。
キバナアツモリソウ
こんな所に、「おちょこ」があったので四季楽園の自販機で売っているお酒をついで飲もうかと思ったのですが、容器が小さすぎてだめでした。
1週間前はヒメムヨウランが丁度見頃でしたが、キバナアツモリソウは咲いていませんでした。今週は2ヶ所でキバナが咲いています。全ての花を都合よく観るのは難しいです。
UFOの秘密基地があるのではないかと、密かに妄想が広がるような御巣鷹山の山頂は目の前です。
標高1,775mある御巣鷹山の山頂に到着しました。三ッ峠山とは3つの頂上の総称であるため、今回は3つとも通過する予定です。まずは1つめです。
日本版のエリア51は、柵で囲まれており、踏み込めないようにしてありました。It's classified. Got it?
山頂付近からは、雲海に浮かぶ天空の富士山の姿があります。
アツモリソウ
先程よりも大きな「おちょこ」を見つけて喜ぶや否や、飲み口が飲みにくい構造になっており、お酒は断念しました。
盗掘が絶えない人気のラン科植物だけあり、絶滅危惧Ⅱ類に指定されています。そして柵越しでしか観ることがかないません。そして年々、その柵は強化されており、1重だった柵が2重になった場所も三ッ峠山では多々見られました。
カモメラン
準絶滅危惧になっている珍しいラン科植物ですが、どう頑張って想像力を妄想力へ発展させても、カモメには見えません。名前の由来はカモメに似ているからではないようです。
花の模様が濃い個体や、薄い個体、模様がなく花が真っ白な個体がいました。個人的には、模様の色が濃いほうが好きです。
三ッ峠山の最高峰であり、標高1,785mある開運山に到着しました。2つめの頂上なので、残りは1つです。
珍しい植物は年々減っており、去年咲いていたアオチドリは今年は見かけないようです。ルイヨウボタンは現在咲いているようですが、見逃すことになりました。出会いは人も植物も一期一会です。
目の前を飛んでいるチョウチョは、アサギマダラかと思ったら、オオムラサキのようにみえます。
富士見荘
四季楽園に宿泊すると、夕食にお刺身がでます。山なのに海の幸なのは、ジープで町中から山小屋まで行けてしまう利便性が関係しているようです。
開運山の山頂には幾つもの電波塔や電波反射板が設置されており、なかでもNHKのロゴは目立ってました。
三ッ峠山荘に到着しました。今日は、日本高山植物保護協会(JAFPA)に参加しているボランティアの人々がアツモリソウの保護活動をしており、チラシ入りのポストカードを頂きました。
山荘の目の前には、紅葉の時期が最高に美しくなる、富士山が見える景色です。
杓子山やクマガイソウの群生地がある倉見山の方角です。バスで山頂近くまで来たため、標高が高い場所に来た認識がなかったのですが、富士急行線の盆地地形が良く分かり、見渡せます。
サラサドウダン(1種類目)
今回、4種類のツツジ科の植物を観ようと思ってきたのですが、どれがどれだか同定が良く分からず歩いていたら、ベニドウダンツツジを見逃してしまいました。
シロバナハンショウヅル(2種類目)
シロバナフウリンツツジ(3種類目)は、サラサドウダンの白花品種です。シロバナサラサドウダンとも呼べるみたいですが、シロバナフウリンツツジの名前をよく聞くため、サラサドウダンとは全く別の種かと思っていました。
こちらも、サラサドウダンです。色の白さから、シロバナフウリンツツジと呼べそうですが、どのくらい白ければ呼ぶのか定義は曖昧です。そのため、こちらが4種類目だと勘違いしてしまいました。
ロープクライミング
屏風岩にはガチ勢のクライマーがいました。
標高1,732mある木無山に到着しました。ここが3つめの頂上で、3つの頂きを持つ三ッ峠山をピークハントするなら全て立ち寄りたいものです。3つの頂きが山名の由来かどうかは、色んな説があるようです。
天空の草原とでも言えそうな景色はこれで終わりで、樹林帯に入ってバス停まで下山します。三ッ峠山からの下山ルートは幾つかありますが一番短時間で下山できる母ノ白滝ルートを歩きます。
ササバギンラン
ギンランよりも葉は大きく、クゲヌマランよりも距が目立ちます。登山でも下山でも数多く見かけました。丹沢や高尾山などの山域では1ヶ月前の4~5月が見頃ですが、ここでは6月が見頃です。
サンショウバラ
母ノ白滝
河口局前バス停へ無事に下山できました。直ぐに富士山駅行きのバスが来たので、河口湖駅まで乗車しました。河口湖駅で今回ご一緒させていただいた花友さんと別れ、御殿場駅行きの最終バスに乗って無事に帰宅しました。
今の時期、高尾山では咲き終えているヒトツボクロを今回の登山で見つけました。まだ蕾の状態なので、いったいいつ開花するのでしょうか。
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