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クマガイソウの群生地である倉見山へ登山 1日目
山梨県西桂町はクマガイソウの群生地として知られています。群生地からは倉見山への登山道があり、今回は花見登山をします。
倉見山の最寄り駅は三つ峠駅です。東京からだと中央線の大月駅から電車を乗り換えて行ける他、河口湖行の高速バス利用ができます。コロナ禍のゴールデンウィークであり、東京のコロナ感染者数が増えているため、東京経由ではなく、静岡県の御殿場駅からバスで行くことにしました。
富士山駅で下車したら電車に乗り換えて三つ峠駅へ行きます。電車の本数は少なく、乗り換え時間がシビアでしたが、何とか間に合いました。
コースとしては、最初にクマガイソウを観賞してから洞谷ルートで登り、厄神ルートで下山する周回登山です。群生地の公開は毎年期間限定で、今年は4月20日から5月9日までです。見頃は5月3日までとなっています。
三つ峠駅から群生地へは、所々に「クマガイソウ群生地」の道案内の目印があります。駅を下車した乗客の数は少なく、山の格好をした人や、群生地へ向かう人もいなかったので、まだまだマイナーな観光地だと思います。Google Mapを見ながら迷子にならないように歩きました。
歩道からは日本二百名山の三ッ峠山が見えます。アツモリソウやカモメランなどの植物や紅葉で知名度があるように思います。
クマガイソウ群生地へやって来ました。観賞した後は、堂尾山公園経由で倉見山へ登ります。現地(三つ峠駅)集合・解散の日帰りツアー「富士山の展望とクマガイソウの花を愛でる山旅」が1人7,400円で、とある会社から催行されていたりしますが、群生地では無料で説明してくれるボランティアの方々がいるので、個人で行っても楽しめると思います。
入場する前に、記入票に氏名や住所を書きます。コロナ対策のようです。寄付金を僅かばかり入れました。
クマガイソウは絶滅危惧種ですが、生息地は全国で意外と多いように思います。私の住んでいる県内にも生息しており、今年は既に花を観に行ってきました。それなのになぜ、倉見山へ来たのかというと、群生しており、その中には奇形と言う名の個性的な個体が一定数いるからです。
ボランティアガイドの方に話を伺うと、クマガイソウは花を咲かせると根が弱ってしまい、花芽をつけないと根に栄養がいって強くなると言ってました。例年7割程の個体が花を咲かせるようにしているみたいです。現在2名で管理しており、自宅から持ってきた園芸品種のエビネを植えた一画もありました。
約5,000株あると言われるクマガイソウの中には、双子がいました。1個体1つの花が普通です。
こちらも双子です。自然界ではなく、人的な世話をすれば毎年花を咲かせるようですが、2つの花を咲かせることに栄養を費やした子は、来年は花を咲かせない葉芽になるのでしょうか。
2枚ある葉は、普通は同じ高さにあるのですが、この子は段違いになっていました。
段違いから更に、葉がお椀状の形状になりました。おしゃれ番長とは、この子のことですね。植物の奇形でよく耳にする「帯化」した個体は見かけませんでした。
イカリソウも咲いており、登山道でも見かけました。
エビネはクマガイソウの見頃が終わった頃に開花しそうです。
群生地を後にして、倉見山の山頂を目指します。群生地からも山頂へ行けるそうですが、一般登山道ではないようです。洞谷ルートを進みます。
イチリンソウはこの子だけ見つけました。
堂尾山公園は広場のようになっており、富士山の展望がありました。倉見山は富士山の展望があまり良くない場所のようで、富士山を見るなら隣に佇む杓子山が良いです。実は山梨百名山に選ばれている杓子山は、以前から名前を聞いたことがありましたが、倉見山は今回登山計画を立てるまで知りませんでした。
チゴユリ
標高を上げていきます。山頂へは洞谷ルートと厄神ルートがありますが、今歩いている洞谷ルートの方が距離は長いけれど植生が豊かで展望も良いです。厄神ルートをピストンしている人もいたので、もったいない気がしました。
ヒメハギ
フデリンドウ
アカネスミレです。茜色のような色だからその名前になりましたが、茜色ってこんな色でしたっけ。毛があります。スミレは種類が多いので、覚えるのを諦めました。
相定ヶ峰(分岐点)に到着です。ここから杓子山へも行けます。富士山が雲に隠れています。クマガイソウ観賞を後回しにしていれば良かったかもしれないですが、一番の目的はクマガイソウなので、毎度計画の順序に悩むところです。
倉見山の山頂手前にある見晴らし台からの景色です。
山頂にはベンチがないので、昼食を食べるならここがおすすめです。私の昼食会場は山頂から少し離れた場所にある石の上にしました。
標高1,256mの倉見山山頂に到着しました。富士八景の1つに数えられており富士山は見えますが、木々が邪魔をしています。
昼食を食べた後は、厄神ルートで下山します。ヒトリシズカが多く群生していました。
東富士五湖道路は、混んでいるようにはみえません。
桂川まで下りてきました。今回の登山は植物メインでしたが、ここまで来る必要があるのかと聞かれたら、人それぞれだと思います。ここまでの群生地は他にはないと思いますが、クマガイソウを見るだけなら、ここでなくても良いと思います。
クマガイソウがなかったらここまで来て登っていない山だと思います。そういう山にこそ、人が少ないシーズンにその山の魅力が分かるような発見があったりするのですが。今は、足は三ッ峠山に向かってしまうと思います。
本数が少ない電車の到着時刻に合わせて三つ峠駅に戻って来れました。御殿場駅行のバスは富士山駅から乗れますが、始発は河口湖駅です。バスは1時間以上乗るため、座席を必ず確保できる河口湖駅からバスに乗ることにします。
電車を河口湖駅で下車したらバスに乗り換えて帰宅しました。富士山駅から乗車したら、ぎりぎり座れなかったくらいの乗車率でした。
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