キンラン・ギンラン・エビネを探しに丹沢へ 1日目
イカリソウ
イカリソウ
今回は丹沢にある里山と弘法山へ植物探しの登山です。里山は地元の人しか知らないような、Google Mapにも登山地図にも載っていないルートです。以前、そこでシュンランやイカリソウ、フタリシズカ、ウラシマソウなどの植物を見つけ、それ以外にも色々な植物がいるような雰囲気でした。
イカリソウは以前初めて訪れた1ヶ月以上前の時と同様に、群生しており見頃でした。日にちをずらして次々と咲くようです。丹沢の大倉尾根でも見たことありますが、1ヶ所にポツンと生えているくらいの印象でした。
ホウチャクソウ
ホウチャクソウ
時期的に、キンランやギンラン、エビネのどれかが見れたら良いと思い訪れています。事前にここで何が咲いているかの情報はなかったのですが、登山者は来ないような静かな場所なので、何かしら発見がありそうです。
エビネ
エビネ
林道に接した急斜面の、少し離れた場所に咲くエビネを発見しました。植栽は見たことありますが、自然の中に自生している天然物は初めてです。
里山を下山する時にすれ違った人は、この色の濃いエビネでなく、色の違うエビネを探し求めていました。キエビネのことを指しているのかと思いましたが、私の少ない知識の中では、推測はできませんでした。
後で、キエビネは関東地方には自生せず、緑色のヤブエビネのことだと教えてもらいました。丹沢にいるようですが、場所の特定は難しそうです。いつか自然の中で生えているヤブエビネを見てみたいです。
キンラン
キンラン
何個体もキンランが花を咲かせていました。蕾の状態は金時山で見たことがありまずが、花を咲かせた状態は初めてです。
先程とは別に出会った人の話では、盗掘で年々数を減らしているようです。また以前はギンランも咲いていたようですが、今年は見ていないようです。
ギンランは見つからないまま里山を後にして、歩いて弘法山へ向かいます。弘法山へ行かずに、クマガイソウを探しに行こうか迷いました。クマガイソウの自生地がある山域へは歩いて行ける距離ですが、以前行った時は葉芽の個体が点在するだけで、今年あるはずの花を咲かせた群生は見つかりませんでした。
弘法山へ到着し、昼食を食べたら植物探しをします。ここもキンランが存在していました。
以前ここへ登りに来たことがありますが、その時は植物にあまり興味がなかったからか、何もないつまらない山の印象でした。今回は珍しい植物の存在を知り、また訪れたい山に変わります。
ギンラン
ギンラン
先程の里山ではいなかったギンランを見つけました。キンランと比べてどの個体も小さかったです。初めて姿を見ます。ササバギンランやユウシュンラン、クゲヌマランなど似た白いラン植物が存在するようで、今はどれも見たことがなく、まだ区別できません。
イチヤクソウ
イチヤクソウ
6月頃咲くのでしょうか。丹沢の他の地域では、イチヤクソウの他にベニバナイチヤクソウやウメガサソウが見られますが、ヤマビルちゃんと出くわせます。弘法山にもヤマビルいるようですね。
サイハイラン
サイハイラン
見つけてびっくりドンキーのサイハイランです。部分的菌従属栄養植物で、葉っぱで光合成するけれど、菌類に寄生して栄養を奪う半腐生植物とも呼びます。見た目が腐生植物よりの個性派だったので、ぜひ自然の中で出会いたい植物でした。養殖物なら、箱根湿性花園で会えます。
植物探しを始めたのは去年の5月で、目的の植物は腐生植物のギンリョウソウでした。来月で2年目になるのですが、2年目の目標としては、植物園ではなく自然の中で自生している植物になるべく出会うことです。そして植物の中で一番好きである腐生植物や寄生植物をもっと多く見つけることです。
ホタルカズラ
ヤマユリ
弘法山といったらヤマユリが代表する植物らしいです。食害や盗難で数が減っているようですが、ウバユリと共に、私的にそこまで興味を引く植物ではないかも。人の興味はそれぞれですね。腐生植物を追い求める人はどれだけいるのやら。ヒマラヤウバユリは「なんじゃこりゃ」となった記憶があります。
ツツジ
シロバナタツナミソウ
シロバナは私の地元では見かけません。秦野の街中でも見かけたので、地域差があるのか、私が地元を知らないだけなのか。
見つけた植物紹介は以上になります。
権現山からは富士山と秦野の街並みが見えます。夕暮れ時は写真映えするスポットです。
山に来たならば、山頂へは立ちたいと思ってしまいます。弘法山は標高235mです。
今回の植物探しは、目的としていたキンランやギンラン、エビネの花を見ることができました。また意外な植物の存在も知れました。
翌日は午後から雨予報のため、午前中で活動を完了できるクマガイソウ探しをします。丹沢の他にも神奈川県では自生地があります。結果としては、花を咲かせている個体を見つけることができました。そこは盗掘によって、人が歩ける場所は絶滅したと地元の人が言っていましたが、なんとか写真に収められました。
クマガイソウ
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