大山へ紅葉のライトアップを観に登山 1日目
今回登る山は、丹沢にある大山です。雨降山と呼ばれる日本三百名山です。紅葉のライトアップと夜景がとても綺麗な場所です。大山に登った後、下山中の阿夫利神社で夜景を観るため、登山開始時間を逆算し、午後から登山する事に決めました。
伊勢原駅から大山への直行臨時便に乗って、大山の登山口に到着しました。ケーブルカーで楽々大山詣りが出来ますが、往路どちらも歩いていきます。
初めて大山に登ったのはヤビツ峠からで、下山は日向薬師の方でした。それ以来ぶりの大山なので、こま参道から登る大山は初めてです。こんなに人が多いとは思いませんでした。
行も帰りも女坂を歩きます。坂男と違って、夜は外灯の明かりがありますが、ヘッドライトは持参しています。ケーブルカーは、行きは並んでいませんでしたが、日没後の帰りに見てみると大行列でした。大人気ですね。
11月の終わり、ついこの間まで初秋のように暖かかった霜月も、今日はとても寒い。紅葉も終わりを告げ、駆け抜けるような師走を出迎えているようです。
枯葉が風で擦れた音が耳に届いた。広がる落ち葉のベッドの中で「僕はここだよ。」と、お地蔵さんの合図だったのかもしれない。
どこまでも続いていく石段を通過する靴が登りと下りで幾度もすれ違う中、見上げた赤い景色に心を奪われ、靴音が鳴りやむ。
今回の登山で一番の目玉は、大山寺の石段です。不動明王の眷属である童子像の漆黒と紅葉の赤の組み合わせは厳かな空気を創り上げています。
古刹にある苔むした石造の表情はどれも穏やかである。もしせわしなさや怒りが心にまとわりついていたら、きっと剥がされていただろう。
龍の彫刻が見事な大山寺は755年、奈良東大寺の別当良弁僧正が開基し、聖武天皇の勅願寺です。不動明王を本尊としており、関東三大不動の1つに数えられます。
ライトアップされる時間帯に戻ってきます。結構な人混みの予感です。
青銅造りで高さ11mある宝篋印塔は、香花を供えて右回りに3度回ると願いが叶うとされています。
大山は永遠と続く石段によって、足腰が弱いと普通の登山より大変だと聞きます。下りよりも登りに強い私は、下山し終わっても疲労は特に感じませんでした。阿夫利神社から山頂へ続く表参道は石段だけでなく、木道や土もあるため、疲労が蓄積されにくかったです。
阿夫利神社そばの飲食店は結構な賑わいでした。
紅葉と湘南の街並みの景色は観光客に人気のようです。大山の山頂から下山してきたら、ここで夜景を見たいと思います。
曇り空ですが、三浦半島だけでなく、房総半島まで見えました。大山山頂からの景色が楽しみですね。
阿夫利神社を遠くから心の中でお参りします。
近くにいた他の人が「乳首をいじくっている。」と話していたのを聞いてしまい、そのようにしか見えなくなってしまいました。大山が日本遺産とは知りませんでした。
世界遺産は幾つか頭の中に浮かべられても、馴染みがまだまだない日本遺産は思い浮かびません。日本遺産一覧を調べてみると知らない事ばかりですが、それだけ日本の良さに気づいていなかったという事ですね。
阿夫利神社から山頂へ目指そうとすると、警察に呼び止められました。ネットニュースなんかで知ってはいましたが、今年は山岳事故が大山で増えているようです。ヘッドライト持参の確認や、暗くなる前に場合いよっては引き返す注意喚起がありました。
山頂からの下山中、腕に包帯を巻いて救助隊員と一緒に下山している登山者や、何もない場所でよろけている人を見かけたので、山頂まですぐだからと慢心せずに登っていきます。
夫婦杉
木道があると、急に丹沢感を感じます。そういえば、今登山をしているんだっけ。木道イコール丹沢という思考回路は、井の中の蛙なのだろうか。
表参道28丁目に到着しました。鳥居をくぐれば山頂です。何丁目まであるのか知らずに、10丁目が山頂?違った、20丁目?まだまだある... ゴールが分からない状態でした。登る前と困った時、帰りのバス時間を把握する時しか登山地図を広げる機会がないようです。
標高1,252mある大山の山頂に到着しました。結構冷えるので上着を羽織ります。シャツの背中が汗でびしょびしょの人がいましたが、きっと急激な寒さに襲われていると思います。目の前に人がいたら抜かしたく性分なのですが、急がず汗をかかないで登る事の大切さを学びました。それとも治りそうにない性分には、着替えで対応要?
スカイツリーが目立ちます。山の山頂から東京タワーを見た事がなかったのですが、もしかして右にある赤いタワーは東京タワー殿でごわすか?
夏場はなかなか初島しか見えない相模湾も、寒い季節だと他の伊豆七島まで見えてました。
愛鷹連峰に光のカーテンがかかって、日中が夜に空間を明け渡す帳のようです。そろそろ街の明かりが少しずつ増えていく時間です。
阿夫利神社まで無事に下りてこられました。冷たい天然水で水分補給をして夜景の鑑賞会場へ向かいます。日中とは比べ物にならない程の混雑で、カメラの陣取り合戦が始まってました。
江の島展望灯台の明かりが十秒に一度点灯するので、点灯に合わせて撮影タイミングを合わしてみました。どの明かりが灯台か分かるでしょうか。
大山寺のライトアップを見届けて、無事に帰宅しました。今までなかなか行く機会がなかった大山ですが、冬には積雪する時もあり、春先からの腐生植物探しも含めてまた訪れようと思いました。
日程表
登山の旅
海外の旅
国内の旅