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サンショウバラを観に西丹沢の不老山へ登山 1日目
ルート
今日は、絶滅危惧種で日本固有種でもあるサンショウバラが満開と情報があった西丹沢の不老山へ、明神峠から湯船山経由で登山しようと思います。サンショウバラは富士山と箱根の周辺にのみ自生しており、一番有名な群生地が不老山とその周辺にあるサンショウバラの丘です。他に梅林で有名な湯河原の幕山にも自生しているようです。
まずは駿河小山駅に到着しました。
サンショウバラを目当てで来たのですが、まさかギンリョウソウを沢山見かけ、ピンク色の個体も見れるとは想像してませんでした。
土日休日のみ、1~2本運行される明神峠行きのバスが駿河小山駅から出ています。乗車率は70%ほどで、満席ではありませんでした。コロナ予防のために使える座席数は減っています。
ノンストップバスは終点の明神峠に到着しました。山中湖と富士山の展望がある鉄砲木ノ頭(明神山)へ向かう人もいましたが、多くはサンショウバラ目当ての登山者でした。日曜日でしたが、今回の登山ですれ違った登山者はとても少なく、マイナーな山だと思います。
明神峠には綺麗なトイレが設置されています。他の場所では、世附峠にあります。
フタリシズカが沢山咲いてました。穂状花序が2本でなく、3~4本のが多かったです。この写真はヨニンシズカでした。
登山を開始します。富士山と箱根にある金時山を結ぶ富士箱根トレイルのコースになっており、道標には金太郎が飾られています。
歩き始めて、すぐサンショウバラの花が咲いている樹木がありました。不老山の山頂はサンショウバラが満開のようですが、サンショウバラの丘を含め、それ以外では見頃を終えているそうです。
道標にあるようにサンショウバラが売りの山です。
道標に書いてあったサンショウバラの大木です。花の数が多いですが、散っている花もあります。
園芸で見かけるバラとは姿も形も違います。花がバラ(薔薇)、葉や棘がみかん科のサンショウ(山椒)に似ているのが名前の由来になっているバラ科バラ属です。開花してから7~10日ほどが見頃を終えてしまいます。
ヤマツツジも咲いてました。ミツバツツジも含めて、ツツジは花の時期が長いと思います。シロヤシオ(ゴヨウツツジ)は短いけれど。
ヒメウワバミソウ
ギンリョウソウを発見しました。実は不老山の周辺で、6月にキバナノショウキランの目撃情報が数年前にあったのを知り、腐生植物を探しながら歩いてました。
すぐ近くにあった別の個体は、なんだかガリガリですね。
湯船山周辺をメインに、合計7か所ほどギンリョウソウが咲いているのを見つけました。結構な群生地かもしれません。不老山の方には何も見つかりませんでした。
登山道は足元がふかふかで歩きやすいです。
標高1,041mの湯船山に到着しました。ここら辺で朝食休憩します。
キノコも様々な種類が自生してました。
このギンリョウソウはピンク色の個体です。霧島にあるピンクの個体はベニバナギンリョウソウと呼ばれるそうですが、それ以外はギンリョウソウの変異個体のようです。ピンク色の他に、紫がかった青色の変異個体も存在するので、どこかで遭遇してみたいです。
別の場所にあったこちらは、太くて花の中が良く見えました。
白くらの頭を通過します。
リンドウの実
「なんじゃこりゃ!」って思ったらリンドウが咲き終わったんですね。花がないと「誰や!」ってなりました。
マミチャジナイが遊んでました。
滑らないように下っていきます。前日に雨が降ったので道がドロドロだったり、ヤマビルがいたりしたらどうしようと思っていたのですが、実際は道もヒルも問題ありませんでした。
とっても細長いギンリョウソウです。体格が様々ですが、その違いは何なのか気になります。論文待ちです。
こんなにギンリョウソウが見つかるなら、他の腐生植物を見つけても良いのに。なんて思いながらギンリョウソウしか出逢っていません。
今回の登山道の大半は県境になっている稜線です。こちらの右側が静岡県です。
こちらの左側が神奈川県です。植生というか色が右と左で全く異なります。
手入れがされています。遠くに見える山々が箱根の山だと思います。
シカハギではなく、クマハギ(熊剥ぎ)による被害木だと思われます。
石のテーブルって木材と違い、半永久的に使用できますが、苔まみれになっちゃうとオブジェとしての利用のみに限りますね。
タツナミソウ
サンショウバラの花が敷かれたバージンロードの彼方には何があるのでしょうか。
サンショウバラの丘に到着しました。見頃は終えています。花は少しだけ残っていました。
世附峠へ向かいます。ギンリョウソウを沢山探したためか、標準タイムよりもとても遅いタイムです。
エゴノキ
世附峠に到着しました。手作り感満載の看板が良いです。これらの幾つもの看板は、岩田澗泉(いわたたにいずみ, 享年92歳)氏によって作成されました。
山頂付近にサンショウバラの花が見れるため期待する人、丹沢湖と富士山の眺めを期待する人は期待外れになってしまうと看板には書かれてました。ヒノキばかりの興味のわかない山になってしまったそうです。
トイレも1つ設置されています。
看板の劣化が激しいですが、解読すると、ヒオウギやクマガイソウも一応いる?いた?ようです。是非、朽ちる前の原形を見てみたいですね。不老山へ向かいます。
今回の難所は、この急登です。結構な勾配で、疲れてきた足に、鞭を打ちます。
頑張って登りきると、駅と山頂への分岐点に到着します。
標高928mの不老山に到着しました。ベンチが1つあるので、そこで昼食休憩にしました。13時を過ぎているためか、登山者はもうほとんどいません。
バラの仲間では世界一大きい幹になると言われるサンショウバラです。
萎れ始めていますが、沢山の花が持ちこたえていました。次の週末はもう駄目です。
昼食を終えたら下山を開始します。丹沢の山市場へも下山できますが、駅までのバスは本数が少ない西丹沢ビジターセンター発のバスになります。また山市場までの登山道は荒れていると、すれ違った登山者からの情報を得たので、もともと予定していた駿河小山駅へ下山にします。
先ほどの分岐まで戻り駅の方へのルートを歩き始めると、更に別の分岐がありました。生土経由を選択します。
登山道を林道がクロスしていました。
鉄塔があるこの場所の手前にも二又の分岐があり、どちらにもピンクのテープが付いてました。どちらでも大丈夫だとは思いますが、少し心配なので登山アプリを起動してGPSの記録を開始します。
木々の隙間から大野山が見えます。
生土山分岐に到着しました。本当はこのまま真っすぐ進み駿河小山駅へ行く予定でしたが、神縄断層を見てみようと思います。ネットで検索すると、あえて見に行く価値はなさそうですが、ついで観光です。
ウツギ
林道をひたすら下っていきます。去年の台風の影響があちこちで、まだ残っています。
ヤマボウシ
滝のそばを通過します。自然の滝ですが、グーグルマップを見る限りでは、名前はなさそうです。
神縄断層に到着しました。写真の右端に縦に走っている断層から右側が伊豆半島で、左側が本州と説明がありました。
このまま林道を進み、町中に戻ってきました。駿河小山駅から電車に乗って帰宅しました。
サンショウバラとギンリョウソウを観る登山になりました。次回行くなら、富士山が見える日に、明神峠から鉄砲木ノ頭(明神山)がある山中湖の方を歩いてみたいと思います。
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