愛鷹山にある最高峰の越前岳と黒岳を目指す登山 1日目
今日は日本二百名山である愛鷹山を登山します。富士山の側にあるため富士山が良く見えます。明神ヶ岳や矢倉岳に登った時に富士山の左手に見えていた山です。
愛鷹山は愛鷹山塊や愛鷹連峰とも呼ばれ、9つのピークがあります。愛鷹山、黒岳、越前岳、呼子岳、鋸岳、位牌岳、前岳、袴腰岳、大岳です。今回は標高1,504mの最高峰である越前岳とその側にある黒岳を目指します。
まずは御殿場駅からバスに乗り十里木バス停へ向かいます。十里木バス停の手前にある愛鷹登山口バス停は通過します。下山時に愛鷹登山口バス停から御殿場駅行のバスに乗る予定です。バスの本数は愛鷹登山口バス停の方が多いです。
十里木バス停で下車したら車道を歩いて駐車場があり登山口になっている十里木パーキングへ向かいます。
十里木パーキングにはトイレもあります。越前岳山頂までの登山道にはトイレはなく、黒岳の近くにある富士見峠に1ヶ所あるのみです。
登山を開始します。今回の登山で一番展望が良い場所はここからすぐの場所にあります。
案内板には十里木高原展望台と書かれている場所が富士山を間近に遮るものがなく見えます。愛鷹山の9つのピークを縦走する場合、呼子岳~鋸岳~位牌岳の間は危険なため通行になっていますが、熟練者は通過するようです。
ルートは初心者向けで登山時間が少なく道迷いや危険な場所もありません。しっかり整備されており歩きやすい登山道でした。
登り始めて数分で十里木高原展望台に到着しました。天気は良いのですが雲が富士山を隠してしまっていました。関西から車で愛鷹山に登りに来た人もおり、前日は金時山に登ったみたいです。
富士山
新緑の時期なので緑が浅く、太陽の光で輝いて綺麗でした。
目の前に見えるのが越前岳です。駐車場には車が沢山ありましたが、登山者は多くありませんでした。
生い茂った森の中という雰囲気ではないので、一人で歩いても怖さを感じないような山です。と思ってたら、黒岳からの下山は薄暗い森の中でした。越前岳までは明るい登山道です。
スミレの花が咲いてました。街中で見ても気に留めないのですが、山の中だと気に留めてしまうのはなんでだろう。
手前には富士山こどもの国があり、一番遠くに見える薄っすらとした山は南アルプスです。
辛うじて見えています。南アルプスはまだ登った事がありません。車がないと交通の便が不便なのですが、日本で2番目に高い北岳と3番目に高い間ノ岳は南アルプスにあります。いつかは行ってみたいです。
馬の背に到着しました。ベンチで一休みします。
青いリュックが私ので、水やガスバーナーなど入っています。
ここら辺から、ようやく登山道ぽくなってきました。
転ぶことはないと思いますが、ここで転んだら...変な想像はやめにしましょう。ついつい変な事を考えたりしてしまう癖は今はしまっておきます。
苔好きにはたまらない苔が沢山ある場所もあります。登山道から外れているので近寄れないとは思います。私は苔好きです。ただ苔の種類や名前はさっぱりちんぷんかんぷんです。
季節柄なのか葉の量が少なく、太陽光がポカポカ暖かいです。
これは幹に着生した植物の種子が発芽した光景でしょうか。カメラレンズを通して見る小さな世界は肉眼で見る世界とは別の趣があります。顕微鏡の世界は知らない事で溢れていそうです。
山頂まで1時間をきりました。ここらへんから富士桜(マメザクラ)が姿を現してきます。
富士桜は富士山近辺やその山麓に自生してるサクラの野生種です。樹高が大きくならず、花も小さいためマメザクラと呼ばれるようです。
初冬に開花する冬桜はこのマメザクラとヤマザクラの自然交配によってできた品種です。
そういえば日本百名山は深田久弥が選定したのは知っていたのですが、愛鷹山などが該当する日本二百名山って誰が選定したのか気になって調べてみると、深田久弥のファン組織だとの事です。
ちなみに日本山岳会によって選定された日本三百名山の方が先で、日本二百名山は日本百名山の全てと日本三百名山の残り二百山から百山を選んだ経緯があります。気にしなければ疑問に思わなかった事でした。
苔に覆われ斜めに傾いたこの樹木が他の木々とは異質を放ってました。
愛鷹山の最高峰である越前岳に到着しました。標高は1504mと低山です。登山というよりかはハイキングコースでした。
お昼には少し早い時間ですが、昼食タイムにします。お湯を沸かしてご飯やカレーを温め、最後にカップヌードルにお湯を入れるだけの簡単調理ですが、温かい食事は冷めた食事よりも美味しいです。この先もっと手の込んだ食事になるのか、面倒くさくて冷めた調理不要な食事になるのか、どっちでしょうか。
山頂にはお地蔵さんがいました。山歩きサークルが設置したものみたいですね。私は山岳会とか登山サークルに所属したことがないのですが、大所帯のサークルだと参加者が30人や40人とかいるみたいです。複数パーティーに分かれて登りますが、山頂で全員集合して記念撮影・食事とかあるようです。狭い山頂では遭遇しないと良いですね。
食後は黒岳経由で愛鷹登山口バス停へ下山していきます。なんだか雲行きがとっても怪しいです。午前中は晴れていたのですが、この後天気はどんどん悪化していきます。
富士見台に到着です。今は使われていない50銭紙幣の図案になっており、紙幣には富士山が描かれています。
しかし富士山は見えませんでした。残念です。
50銭紙幣
鋸岳展望台に到着しました。鋸岳から位牌岳の間は難所で通行禁止区間になっていますが、その稜線の展望があります。
鋸岳と言ったら南アルプスにある標高2,685mの日本二百名山を連想するかもしれないですが、他にも同名の山が幾つもあります。
鋸岳の名前の通り、鋸のようになっている部分があります。実際のルートはトラバースするのでしょうか。
天気がどんどん悪くなってきたので早めに移動します。
富士見峠に到着する頃には雨が降り出してきました。黒岳へ向かうか、向かわずに愛鷹登山口バス停へ下山するか迷いましたが、黒岳へ行く事にしました。
黒岳へは登りが待っています。レインコートも持参してますが、折りたたみ傘を差して標高を上げていきます。前回の登山から1ヶ月空いているので、今からの登りは筋肉がきつくなっています。
雷がゴロゴロ鳴り出す中、黒岳展望広場に到着して雨でガスっている遠くを見ると稲光が見えました。実はこの時、丹沢の鍋割山の山頂にあった木に落雷し、その木に避難していた登山者が1名亡くなってしまいました。雷が鳴ったら木の下に避難してはいけないと言うのを学びました。
黒岳に到着しましたが、特になにもありません。
山頂は広くベンチもあります。天気が良かったらどんな景色が見えたのでしょうか。
富士見峠まで戻り、下山します。越前岳の山頂には20~30人程登山者がいたのですが、こっちへの下山者はあまり出会っていないので十里木パーキングへ下山した人が多いと思います。車で来ていたらおのずとピストンになってしまいますね。
電車やバスは本数や時間を気にする必要があり登山には不便ですが、ピストンや周回だけでなく縦走も可能なのが利点です。
雨に濡れた苔が生き生きとしています。
石畳によって登山ルートは明白ですが、昼間なのに雨と木々で薄暗く、一人では歩きたくない感じです。
薄暗い中でも光が差し込んだ木々はとても綺麗でした。
無事に下山出来ました。雷の音はいつの間にか聞こえなくなっていましたが、相変わらず小雨は降っています。肌寒いです。
登山口にある山神社駐車場には数台の車がありました。やっぱり十里木パーキングの方が車が多そうです。
平坦な車道を歩いてバス停へ向かいます。
国道469号に合流したら愛鷹登山口バス停があります。
バスに乗って御殿場駅へ行き、帰宅しました。
今回は富士見登山でしたが、富士山が雲に隠れてしまいました。また別の機会に再度登ってみようと思います。
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