箱根の外輪山である明神ヶ岳・明星ヶ岳を登山 1日目
ルート
今日登る山は明神ヶ岳と明星ヶ岳で、箱根の外輪山になります。関東からは電車とバスで行く事が出来、大涌谷や富士山などの展望があるのは明神ヶ岳になるため、そこでご飯にします。標高は明星ヶ岳よりも明神ヶ岳の方が高いですが、それでも標高1,169mと低山であるため冬でも気軽に登れます。同じ外輪山にある日本三百名山の金時山と一緒に登る事も出来ます。
大雄山線の大雄山駅に着きました。大雄山線はJRや小田急線と繋がっていて便利です。乗客は多くないローカル線です。
大雄山駅から伊豆箱根バスのバスに乗車し、終点の道了尊で下車しました。ここは大雄山最乗寺で、観光地にもなっています。
敷地は広く、350段余りの階段を登った先にある奥ノ院まで観光したい気持ちはありますが、登山をする前から疲れないように350段余りの階段は諦めます。
明神橋が登山口になっており、大きな高下駄が目印です。高下駄は天狗の履き物です。下駄は左右一対そろって役割をなす事から、夫婦和合の信仰が生まれました。現在は高下駄の奉納は行っていないようです。
明神橋を渡って登山を始めます。今回の登山では水場は1ヶ所ありますが、枯れている可能性があるので登山中に使用する水は全て最初から用意してあります。
登山道が整備されているか不明でしたが、歩きやすい状況でした。整備してあるのか、登山者の踏み跡で歩いやすいのか、どうなんでしょう。
今日は土曜日ですが、登山者は見当たりません。バスの乗客も数人ほどだったので、いつでも静かな山歩きが出来そうです。南足柄の大雄山最乗寺からの登山ではなく、箱根の金時山から登山し、明星ヶ岳から箱根へ下山するのが人気なのかもしれないです。
暫く歩くとガードレールがある車道に出ます。車で来れるか分からない道ですが、車道の先に登山道が続いているので、そのまま進みます。
車道の先に続く登山道の入口です。ようやく登山者を1人見つけました。明神ヶ岳の山頂に到着するまでに出会った登山者は10人程でした。
濡れたらとても滑りやすい場所を進んでいきます。登山道には展望はまだなく、季節は冬なので花もない場所です。登山が好きじゃない人から見たらなぜこんな場所を歩くのは分からないと思います。私も特に魅力は感じません。今はただ歩いて山頂の景色を楽しみにしたいと思います。
2つ目の車道に出たら、手すりのある坂道へ進みます。カーブミラーがありますが、ここも車は現在来なさそうです。車道をまたぐ場所はここで最後です。
登山道を登って行くと、登山開始1時間後で明神ヶ岳見晴小屋に到着しました。小屋の中に入っていませんが、利用は厳しいように感じます。
リフトの残骸を通り過ぎます。木材か何か運んでいたのでしょうか。
山頂までは幾つもの立て札があり、道迷いはしないと思います。立て札の明12は山頂に近づく程に明13、明14と数が増えていきます。遭難したらこの数字を警察に伝えると居場所が正確に分かります。私は遭難した事はありません。
今回の登山で唯一の水場に到着しましたが、枯れてました。枯れてなくても、パイプの中がヌルヌルしてそうで使うには勇気がいりそうです。
視界が開けた後方を振り返ると、小田原の街並みが見えます。天気が良ければ江の島まで見れそうです。
左奥の一番高い山は丹沢の大山だと思います。手前の低い山々は曽我梅林の側にある不動山で、小田原の夜景や富士山が良く見える場所があります。
ススキが無造作に自生しています。季節は冬ですが、ススキを見ると秋を感じさせます。
と思ったら地面は霜柱で白くなり始めてます。秋から冬に引き戻されます。歳をとっても、霜柱を踏んだ時のザクザクっとした音が楽しいです。
雪を被った苔は静寂の中でただ時を刻み、雪に埋もれるのを待っているかのようです。春はまだ遠く、白い吐息が空に消えていきます。
明神ヶ岳と明星ヶ岳の分岐点に来ました。明神ヶ岳の方へ向かいます。
景色が開け稜線上に到着すると2つ目の分岐点です。明神ヶ岳はもう目の前です。
標高1,169mの明神ヶ岳の山頂に到着しました。目の前の山が箱根山です。
山頂には広いスペースがあり、テーブルが1つとベンチが複数あり、ベンチを確保できたのでお湯を沸かして昼食の準備です。満席になるほど登山者が多くいました。
大涌谷から火山性ガスが噴き出しているのが見えます。
富士山は残念ながら雲の中に隠れてしまってます。
富士山の右側には雪に覆われた南アルプスが見えました。
南アルプス
富士山の左側には一番奥に愛鷹山があり、手前には箱根の外輪山と仙石原の景色です。芦ノ湖を含めた仙石原の景色は金時山の方に行かないと見えないです。
昼食の用意ができました。レトルトカレーとカップヌードルです。温めただけの料理ですが、寒い日には体がポカポカします。
冬の日帰り登山は野菜を常温で持ってきても腐らないので、本格的な調理を山でしてみたい気もしますが、だったら家で作って山で温めた方が楽だったり。どのような登山スタイルを追求していくのか模索中です。
多分、山では楽を追い求めてしまうと思います。調理器具持っていくぐらいなら一回り小さいリュックで登りたいと思うかも。
食後は明星ヶ岳へ向かいます。金時山へ向かう道とは反対になります。
大雄山線の塚原駅へ向かう分岐点を通過します。
明星ヶ岳への登山道は稜線歩きですが、標高が低い山のため、景色が藪や笹で覆われる場所も少なくありません。
太陽はずっと雲の中に隠れたままで、立ち止まると寒いです。休まず先へ進みます。
明星ヶ岳へ続く稜線が見えますが、どこが明星ヶ岳の山頂かは分かりませんでした。
箱根の宮城野へ下山する分岐点は鞍部になっています。
この平坦な登山道を平坦のまま進むと明星ヶ岳の山頂になります。向こうに見える分岐点から下山する事になります。
標高924mの明星ヶ岳の山頂に到着です。と言っても平坦な登山道に山頂の看板が立てられているため、山頂と言われなければ山頂だと分かりません。
明星ヶ岳は箱根大文字焼で有名で、盆の時期に第一画目の「一」が108mもある「大」の火文字が明星ヶ岳の頂上近くに点火されます。
展望はありませんが、何か祀られていました。
来た道を少し戻り、分岐点から宮城野へ下山します。明星ヶ岳の先にも登山道が続いており、そっちへ進むと塔の峰を経由して箱根湯本へ下山出来ます。
林道を抜け...
笹薮を抜けると...
箱根の街が見えてきました。
登山口まで降りて来れば、後は強羅駅まで歩き、電車に乗って帰宅となります。
まだ紅葉したモミジが綺麗です。
今回は雲の多い登山になりましたが、雨や雪が降らずに済みました。箱根は他に金時山や矢倉岳、駒ヶ岳など魅力的な山が幾つもあります。
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