那須岳登山と大谷資料館・大谷寺の観光 2日目
朝はガスっており、部屋の窓からは雲海は見れませんでした。朝食は和食で、陶器の中は目玉焼きです。
今日の予定は殺生石を観光したら那須塩原を後にして、宇都宮に向かいます。ここ数年ブームになっている大谷資料館と大谷寺を観光します。宇都宮餃子でも食べて旅は終わりです。電車やバスの時間も調べているので準備はばっちりです。
部屋でのんびりした後、那須マウントホテルをチェックアウトします。ロープウェイがある那須岳の山頂はガスっています。ガスから抜ければ天気は良いのですが、今日の登山はハズレかもしれません。
ホテルの前にあるバス停からバスに乗って那須湯本温泉で下車しました。
那須温泉神社を通って歩いて殺生石へ向かいます。境内には国歌の君が代に登場するさざれ石が置いてありました。パワースポットで触れてよいみたいです。
那須温泉神社
神社の右手から殺生石が見えました。賽の河原を連想させる場所ですが、観光客も多く怖い場所ではありませんでした。
殺生石とは溶岩です。付近一帯に火山性ガスが噴出し、昔の人々が「生き物を殺す石」だと信じたことからその名前が付きました。松尾芭蕉も訪れ、おくのほそ道にその様子が記されているとの事です。
この地に伝わる伝説があり、平安時代初めの鳥羽帝の時代の話です。
インドや中国を荒らし回った妖怪九尾の狐が日本へ渡来し、「玉藻の前」という美女に化身し、帝の寵愛を受けるようになりました。
帝の命を奪い日本を我が物にしようとした玉藻の前は、陰陽師の阿部泰成によってその正体を見破られ、白面金毛九尾の狐の姿となって、この地へ逃げ込みました。
これを知った朝廷は上野介広常と三浦介義純に命じて九尾の狐を退治させました。狐は死んで巨石となり、その怨念は毒気となって近づく人や家畜、鳥獣をも殺し続けたのでした。
室町時代になってこれを伝え聞いた名僧源翁和尚は、この地を訪ね、石に済度教化を授け持っていた杖で一喝すると、巨石は3つに割れ1つは会津へ、1つは備後へと飛んで行き、残った1つがこの殺生石であると語りつがれています。那須温泉神社境内には九尾稲荷神社も祀られています。
千体地蔵です。隣には大きな教伝地蔵もいます。
観光地としては小さいスペースですが、その中に盲蛇石や湯の花採取跡など見どころが散りばめられてコンパクトになっています。
観光後はバスに乗って那須塩原駅に向かいました。電車で宇都宮駅へ向かいます。宇都宮駅では大谷資料館と大谷寺の入場券とバス代がセットになった割引券が売られています。
資料館バス停で下車し、まずは大谷資料館を観光します。観光客がひっきりなしに来ており、大型観光バスも何台も来てました。
大谷資料館は大谷石を採掘してできた巨大地下空間になっています。数々の映画やミュージックビデオの撮影地になっており、コンサート等も催されており知名度はうなぎのぼりですね。
なんだかカラフルにライトアップされた鍾乳洞を思い出す空間です。ドラゴンクエストの洞窟を探検しているようです。
シンプルに自然光が差し込む空間もあり、そちらの方が見ごたえがあります。
遠くから見るだけですが、撮影用に作られたセットも見る事ができました。規模は大きいですが、観光客だらけで、人工物でしかないため1度行けば十分な観光地だと思います。
観光後は大谷景観公園を通って大谷寺へ向かいます。
大谷寺の本尊は千手観音で、坂東三十三箇所第19番札所になっています。
大谷石凝灰岩層の洞穴内に堂宇を配する日本屈指の洞窟寺院と言うだけあって、目を見張る光景です。寺院内の千手観音や石仏は撮影禁止です。
資料館には出土した縄文人の人骨が綺麗な保存状態で展示されています。実は、大谷寺の洞窟部分は元々縄文人の横穴式住居であったものと考えられています。
観光後は大谷寺から徒歩2分の大谷公園にある大谷平和観音を見学です。
戦没者の追悼と世界平和を祈念して、大谷石の岩壁に手彫りで制作された高さ27mの大観音像です。
大谷観音前バス停からバスに乗って宇都宮駅へ向かいます。バスを待っていると側で廃墟を撮影している人がいました。あえて廃墟の前で車を止め、撮影したら去っていく。もしかして廃墟マニアに有名な場所かもと思い調べてみると、思った通りでした。
廃墟の名前は山本園大谷グランドセンターで、元ホテルです。映画「貞子3D」のロケ地になっています。
宇都宮駅に戻り、夕食の場所探しです。駅前にある餃天堂はずっと行列ができたままでした。宇都宮餃子館は空いていたので、そこに入りました。チェーン店で駅周辺だけでも何軒も存在しています。
頼んだメニューは12種類の餃子食べ比べセットです。チーズやキノコ、キムチ味などありましたが、全ての味の違いは分かりませんでした。しかし、美味しいです。スープは薄味でした。
今回の旅はここで終わりです。今回は登山と観光のミックスの旅になりましたが、疲れすぎずに良いかもしれません。紅葉した那須岳がメインの旅で、天気もなんとか持ちこたえてくれました。
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