テントと食料を持って瑞牆山から金峰山を通り甲武信ヶ岳へ縦走 4日目
ルート
今日は一応雨の予報ではなくなりましたが、山の天気はいつどうなるか分かりません。最近は毎日テレビを点ければ天気がコロコロ変わっています。下山先の西沢渓谷から塩山駅行のバスが9:35発があります。その次のバスは13:10になってしまうため、9:35のバスに間に合うように下山したいと思います。
バス停までの下山のコースタイムは3時間40分なので、4時間あれば大丈夫です。何があるか不明なので、遅くても5:30までに出発し、できれば5:00発を考えていました。
本当は山梨市駅に停車するバスが10:12発、11:22発があったのですが、山梨厚生病院行のバスだったので、JR中央本線の駅に停車するとは思わず調べてませんでした。
4:30に起床し、5:00までに出発できるようにテントを片付けました。水も汲んでリュックを小屋の前のテーブルに置いたら日の出を待ちます。5:20頃、日の出が雲海から顔を出し始めました。
日の出を鑑賞できたら、5:28下山開始します。
下山は巻き道でなく木賊山経由です。巻き道の方が楽ですが、4日間連続でどこかしらの山頂を歩きたい欲があったので、あえて木賊山を登ります。
そんな欲が理由で通った道だったのですが、なんと景色が最高でした。雲海と月と朝日に染まった山肌。そして空の色のコントラストがなんとも綺麗です。
昨日歩いてきた登山ルートが一望できました。
この砂っぽい急な斜面を登り切れば山頂まですぐです。想像以上に斜度がありますが、難しくはありません。今年の5月ここで転倒し滑落事故が発生しているので、砂や石で滑らないように注意です。
後ろを振り返ると甲武信ヶ岳が目の前に見えます。朝日が当たっている山頂の斜面は木々に覆われてます。
標高2,469mの木賊山に到着です。展望は甲武信ヶ岳側の斜面のみです。
ここから西沢渓谷の登山口(徳ちゃん新道入口)まではずっと下りです。登りは皆無に近いです。なぜなら登山口まで1,351mの標高差を合計下るのに対し、登りはたったの29mの標高差しかありません。木賊山と登山口の標高差は1,316mです。
西沢渓谷への分岐点に来ました。ここから戸渡尾根を下って行きます。
甲武信ヶ岳を目指す人の多くが西沢渓谷から徳ちゃん新道と戸渡尾根を通って登ってくるため、踏み跡は多く、道も分かりやすく整備されています。
登山道からは富士山や広瀬湖が見える場所がありました。基本的に樹林帯ルートなので、変化があるとモチベーションが上がりますね。
ひたすら下って行きます。重たいテントと食料を持ってこの道を登りたくないと本気で思ってしまいます。登りと下り交互にあれば使う筋肉が違うので、同じ筋肉を休みなく酷使する事はありません。
丹沢にある馬鹿尾根と呼ばれている大倉尾根と良い勝負です。
今回私はここを下りで使用しているので、すごく楽です。走り抜けていきます。
富士山を見る目線の位置がさっきより下がっているので、急激に標高が下がっているのが良く分かります。
シャクナゲのトンネルが長く続いています。どこもシャクナゲだらけなので、春先は綺麗なのでしょう。
戸渡尾根と徳ちゃん新道の合流点に来ました。近丸新道でも下っていけますが、沢沿いのルートで雨の日は危険です。また徳ちゃん新道の方が易しいようです。新道って名付けられているので、新しく整備されてそうな名前ですね。甲武信小屋は徳ちゃん新道をオススメしています。
9:35のバスに間に合うよう急いだためか、戸渡尾根をコースタイム70分よりも17分早い53分で下ってきてしまいました。バスには十分間に合うので、ここからは安全のためにもゆっくり歩いて行こうと思います。
ここに来るまでに既に数人の登りの登山者とすれ違っています。
結構急な下りです。道幅が狭いため転んだり滑ったら滑落しそうです。
道幅が広い場所まで来ました。ここは緩やかな斜面なので、登って来た登山者にとって束の間の休憩所になりそう。
再び急斜面をつづら折りに降りていきます。木の根っこが滑りやすくなっていました。
急な下山が終わると沢が流れる音が聞こえてきます。もう登山口まですぐです。
この倒木を見てください。簡単にまたげそうですが、ちゃんと階段になっています。親切な整備ですね。こんな風に私も扱われてみたい... 昨日の縦走路もこんな感じだったら楽だったと思います。
こちらは相棒のガチャピンです。登山口近くで迎えに来てくれました。えっ?私は誰かって?登山時はたいてい赤いシャツをいつも来てるムックですよ!?今回は4日間赤いシャツを着たままです。
登山口に到着です。今の時間は7:53なので、バスまで時間があります。バス停まで行こうか、せっかくだし西沢渓谷を1週しようか迷います。
別の日にお金と時間を使って西沢渓谷だけを観光しに来るより、今観光すれば余計な時間も追加料金もかかりません。お得なので、西沢渓谷を観光する事に決めました。
西沢渓谷と言ったら七ツ釜五段の滝が有名です。
二股吊り橋を渡って進んでいきます。
朝早くなのに既に観光客がちらほら見かけます。紅葉にはまだ早い時期です。
西沢渓谷には危険個所はないように感じました。整備されています。
滝の色がブルーハワイになっており素晴らしい渓谷だとは思います。渓谷好きや滝好きにはたまらないと思いました。
母胎淵
カエルに見える岩があるのですが、分るでしょうか?左目が見えます。
七ツ釜五段の滝に到着です。朝早いためか、日の当たり加減がよろしくありません。写真で見るのと実際に見るのとはやっぱり違いますね。
太陽が全体的に当たれば、綺麗な青色の滝になったと思います。
階段をあがれば西沢渓谷の終点になり、バス停までは林道になります。ベンチがあったのでここで菓子パンの朝食にします。同じベンチに座って言う人に天気を聞くと夕方から雨予報で、日中は大丈夫らしいです。
休憩したら林道歩き開始です。トロッコ跡になっていたので、林業でも盛んだったのかもしれません。
展望台と呼ばれる場所では山を見上げる景色がありました。今日登った木賊山が見えました。
たった3時間半前は遠くに見える木賊山にいたなんて思えないです。登山をしていると、人の歩く力に驚かされる事がよくあります。
トロッコの由来が書かれている看板がありましたが、後で読もうと写真撮影。しかし後で読まずに終わるのがいつものパターンです。これってあるあるではないでしょうか?
橋を渡れば西沢渓谷入口に到着です。これから観光する人や山に登る人と次々にすれ違います。これから甲武信ヶ岳へ向かうテント持っている登山者がいたのですが、雨大丈夫なのかな。
10:34にバス停に到着。近くにいたバス待ちの登山者に、駅まで行くバスが来るまで何時間もある話をしたら、塩山駅じゃないけれど、同じJR中央本線である山梨市駅に行くバスが11:22発であるとの事。おかげで何時間もバスを待たずに帰宅出来ました。
3日目
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