水晶岳や鷲羽岳を目指しながらライチョウ探しをする旅 4日目
夜がまだ明け始める前に起き出し、鏡平山荘から鏡池へ来てみました。槍ヶ岳の穂先近くにある槍ヶ岳山荘の明かりが肉眼で見えます。小屋の人は起床し、朝食の準備でもしているのかもしれないですね。そして水面にも映っていました。
今日は新穂高温泉へ下山するだけです。帰りのバスは午後なのに対し、コースタイムは3時間30分なので時間に余裕があります。日の出を見てから遅く朝食を食べ、ゆっくり出発しようと思います。
暫くすると夜が明けてきました。日の出は槍ヶ岳の穂先の左側から顔をだしそうです。西鎌尾根から流れ落ちる滝雲が邪魔にならないと良いですね。
日の出が出てきました。日の出って赤い色のイメージがありましたが、顔を出したのは日中に見るような太陽でした。
ここは標高2,300mと周囲より低い場所にあるため、もっと前に雲や地平線から顔を出していたけれど、西鎌尾根に隠れていた日の出済みの赤くない太陽しか見れないのかもしれないです。水晶小屋では太陽は尾根や山に遮られる事なく、赤い日の出でした。
太陽が顔を出すと同時に風が吹き始め、水面を揺らしています。今日も一日天気が良さそうです。
笠ヶ岳も雲がなく、新穂高温泉への下山は展望ばっちりですね。初日に鏡平山荘まで登って来た時は笠ヶ岳の展望はありませんでした。
ゆっくりしていたので朝食はビリから2番目でした。食堂は少ししか登山客がいないため、ゆったり足を広げれました。食堂からも槍ヶ岳が見れます。
朝食のお味は、他の山小屋と変わらない感じでした。美味しいですよ。
カイコ棚式大部屋の寝床に戻ると、窓からも槍ヶ岳。目の前で出発の準備をしている登山者たちはどの山を目指すのでしょうか。私も本当はこれから再度山に登りたいです。リュックを背負って出発します。
鏡池に再度立ち寄ると、風が朝食前よりも弱まっていました。日差しが強いですね。この3日間で日焼けした肌がヒリヒリしています。
昨日から着たままの水晶小屋Tシャツを着ながら... 特に何もしていないです。Tシャツの絵はホシガラスです。この絵柄なら街中で着ていても、変ではないと思います。
笠ヶ岳を見ながら下山していきます。樹林帯に景色を奪われない道は歩いていて苦痛にならないです。帰りはひたすら下りなので、気温が高くても楽ちん。
右に見える乗鞍岳を見ると、クラブツーリズムのツアーで天気が悪く行けなかった事や、テレビで放送されていた乗鞍岳クマ襲撃事故を思い出します。
登山者でなくてもバスで簡単に標高3,000mへ行けてしまう山は日本で唯一ここだけですね。
笠ヶ岳に何やら怪しげなガスが発生しはじめています。次第にガスは発達し、笠ヶ岳の山頂などを隠してしまう事になってしまいました。その前に笠ヶ岳を拝めて良かったです。
初めて登った北アルプスの山が笠ヶ岳で、その時も正午前にはガスり始め展望がなくなり、翌日は1日展望なしだったので、ガスりやすいという偏見を持っています。
今日通過する小池新道登山口は、ここから見える谷の底のような部分にあります。結構遠くですが、今まで歩いてきた距離を考えると近いですね。それに今日は登りがないため、あっと言う間に目的地に到着予定です。
標高1,720mの秩父沢出合まで下ってきました。ここに来るまでにすれ違ったこれから山を目指す登り登山客は、ひたすら続く登りで汗と疲労が凄い事になっていました。初日はこんな感じだったのかと振り返ります。汗も疲労もないので、ここで休憩せずにどんどん下山していきます。
北アルプスのシンボル的な存在である槍ヶ岳はどこからでもその独特な姿が見えます。次回の登山はその槍ヶ岳を歩きます。後日談としては初日は土砂降りの雨でしたが、翌日は山頂からの景色が見れ、天狗池から逆さ槍が綺麗に見えた旅になります。
この石畳は整備されているからこそ、歩きやすく浮石もないんですね。
下り道が終わり、平坦な場所まで降りてきました。ここからは新穂高温泉までほぼ平坦なままです。あっという間でした。
小池新道登山口に到着。ガードレールがある道は登山者がとっても少ないルートで、奥丸山と槍平小屋があります。南岳や槍ヶ岳へ通じる槍平小屋へは新穂高温泉から別の道でより楽に行けるので、このガードレールがある道を歩く登山者はほぼいない気がします。この道をあえて使う理由は奥丸山に登る以外、思いつきません。
ミヤマウツボグサを見つけました。似た種類でタテヤマウツボグサとウツボグサがありますが、どれがどれだか見分けがつきません。
ミヤマリンドウとタテヤマリンドウとか本当に訳が分からない。
初日にここを通った時は雪で目の前が塞がれていましたが、数日でだいぶ融けたようです。
わさび平小屋に到着しましたが、通過します。新穂高温泉から1時間の場所にあると、夜行バスの人は利用しないですね。宿泊は車で遅く来た登山者向けな気がします。下山時の食事利用においても、バス停がある新穂高温泉の方で食べたいし、車利用の人は車で食事処選べてしまいます。
笠新道登山口で帰りのバス内で飲む水を汲んでおきます。カルキが入っていない水は美味しいです、
昨日も今日もヘリコプターが山の上を飛んでいたのですが、ヘリの準備現場に鉢合わせしました。
山小屋へ届けるために荷揚げ作業をしていました。ヘリコプターってどこから飛んでくるのか不明だったのですが、荷物を載せたトラックが通れる新穂高温泉の方から飛んでいたんですね。
この先にある風穴でオコジョの目撃情報があったため、ずっとオコジョ探索モードになっていましたが、結局見つけられないまま旅は終わる結果になります。
登山口に到着しました。すぐ側にあるニューホタカで600円で温泉に入りたかったのですが、毎日あるぺん号のバス停から距離があるため通過します。バス停から徒歩1分の距離にある中崎山荘奥飛騨の湯で800円の入浴と昼食にします。
入浴で4日間の汚れを流したら、食事です。ラーメンは生麺ではなさそうです。下界の味が体に染み渡りました。食後は休憩室でバスの時間までゴロゴロ過ごします。休憩室があるのはポイント高いです。
時間通りにバスが着て乗車しました。
2回目のトイレ休憩で立ち寄った談合坂SAで弁当を購入しました。唐揚げが売りの鶏惣菜匠では、国産の鶏肉を使用した唐揚げが美味でした。
出発時間になってもバスに戻って来ない乗客が一名いました。どうやら談合坂SAで迷子になったようです。一緒に行動していた人がバスを降りて探しに行きます。以前にもここで同じシチュエーションになった事を思い出してしまいました。トイレに行く事だけを考えたりしてると、乗車する時にどのバスだっけ?ってなったり。あるある話でしょうか。
トイレに先に立ち寄って、その間にテイクアウトの夕食を買う行列ができてしまい、バスの出発時間を10分過ぎても行列に並び続ける人とか、あるあるストーリーはバリエーション豊富にあります。
なんだかんだありながらも、お決まりの渋滞に巻き込まれながら無事に新宿駅に到着し、帰宅できました。
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