日本のグランドキャニオンを感じる磐梯山と真っ青な五色沼 2日目
06:30に朝食のバイキングを食べ始め、07:45頃ホテルを後にしました。徒歩5分程で登山口に到着ですが、そこから磐梯山の森林に入るまで車道やゲレンデを1時間程歩きます。
ホテルで雄国沼に行く旅行客と出会い、07:30の送迎バスに乗って行かれるようです。ホテルのホームページを見る限り送迎バスの存在は書かれていなかったので、個人的に頼んだオプションでしょうか?
ニッコウキスゲの時期は終わってしまいましたが、その群落は尾瀬以上なのでいつか行ってみたいです。
緩やかな登りの車道側に沼がありました。五色沼同様に火山性物質を含んでいるのか色に特徴があります。
裏磐梯スキー場に到着しました。車がある人はここに停車できそうです。手前に分岐点がありましたが、左右どちらから行っても大丈夫ですが、右側の砂利道を歩いた方が近道でした。
リフトは夏なので動いておらず、登山客は見かけませんでした。本来は磐梯山がここから見えるのですが、雲で見えません。頂上がガスらないか心配が積もる登山日です。2泊3日なので予備日はなく、天候が良くなるのを祈るばかりです。
登山開始から噴火口と銅沼の分岐点に到着しました。噴火口と銅沼の分岐点は他にもあるようなのですが、気づきませんでした。
銅沼に寄ってから噴火口に行こうか迷いましたが、曇っているため帰り道に銅沼へ訪れる事にしました。今回の登山ルートは噴火口から登り、銅沼へ降りて行く予定です。
噴火口へのルートは熱帯ジャングルのような雰囲気でシダ植物が茂っていました。途中で綺麗な沼があったのですが、位置的に銅沼の一部でしょうか?
生い茂った森林を抜けると磐梯山が目の前に見えてきました。1888年の水蒸気爆発し、今も火山ガスが噴出するう活火山です。荒々しい山肌です。
手前の岩は爆発によってここに来たのが分かる程場違いでした。黄土色と黒のコントラストがカッコよいです。
目の前に見える一番高い山が磐梯山の頂上だと勝手に思っていたのですが、違っていました。右側に続く稜線を歩き、今見上げている山を見下ろす場所まで登るなんてこの時はまだ知りませんでした。
今日は新しく買った登山靴のデビュー日なのでかかとに違和感を覚えます。皮がむける前に絆創膏をかかとに貼り予防する事にします。
火口原に到着です。何もない開けた場所だと道迷いしそうですが、ロープや目印があるため迷う事はなかったです。
目印
ここから稜線へ向かうため急登が始まります。また登山客が少ないのか整備されていないのか、道が草木に埋まりかけており、体に葉を擦り付ける様に進んでいきます。
手すりがあるため、手を使って登ると急登も楽ちんです。肩を痛めやすい人は注意ですね。
道が木々で埋もれています。
植物によって体を擦り傷だらけにしながら(嘘です♪)登ると、視界が開けてきます。木々の中を抜け出ました。
見下ろす場所に銅沼が見えました。水酸化鉄を含む赤い泥や鉄やアルミニウムやマンガンなどの金属イオンが大量に溶け込んでおり、強酸性との事で恐ろしや~。
檜原湖が見えます。今回泊まっている裏磐梯レイクリゾートは湖の側なので、結構な距離を歩いて来ました。それでも山頂まではまだまだです。日帰りなので、この距離をまた歩くって思うと心配になりますが大丈夫でしょう...
(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
稜線に到着しました。左側に見える高い場所が山頂付近です。同じ登山道から登って来た韓国登山客の団体と出会いました。日本人のガイドと一緒のようです。
ここで早めの昼食タイムにしました。火口原で見上げていた山が目の前に見えますが、こちらは通行禁止のようです。
日本のグランドキャニオンここにあり!緑と岩肌のコントラストが美しいです。
ヤマホタルブクロが咲いていました。白以外に紫色の個体もありました。他にも色々な植物が咲いています。来るのが1ヶ月早かったら、磐梯山の固有種であるバンダイクワガタが見れたので、少し残念ですが、良い景色が見れ雨もないので満足・感謝です。
右上に見える岩は犬だかスフィンクスだかに見えませんか?山頂がある左を見ている秋田犬のようでとても可愛い♪磐梯山が西郷隆盛でこの犬が忠犬ハチ公と言う勝手な妄想が...
磐梯山にあるお花畑周辺まで来ました。お花畑は銅沼へ向かう帰り道への分岐先にあるため、まだ立ち寄りません。
黄金清水と言う水場に着きました。更に5~10分先には弘法清水と言う小屋と水場があるため、ここは素通りです。
大きな石が沢山ある登山道。今までは靴底が薄い登山靴を履いていた為、足つぼマットを素足で歩いているかのごとく足の裏が痛くなっていたのですが、新しい靴に変えたため大丈夫なようです。
ただやはり足の裏の痛みは多少はあるため、扁平足かも...( ;゚Д゚)
弘法清水小屋に到着しました。中では先程出会った韓国からの団体がビールを注文していたので、もう山頂に行って来たみたいですね。
登山バッジが欲しかったのですが、小屋のスペースはあまりないため、山頂に行ってからゆっくり見たいと思います。
弘法清水の水場は小屋のすぐ側にあります。ここのはとても冷たくて美味しかったです。ホテルの水は猫魔ヶ岳の湧き水を使っているのですが、ここのは格別です。
夏でも水場が枯れていなくて良かったです。ここを頼りにして持参している水は余分に消費してしまったので、ここに到着するまでの道程で出逢った下山者に水が枯れていないか聞いてしまいました。
山頂までもう少しです。コオニユリが咲いていました。山の麓では白い花のヤマユリが沢山咲いています。
一足早く紅葉していました。紅葉の時期はとてもカラフルで幻想的な山に様変わりしそうですね。
山頂のすぐ下にある岡部小屋。実は、弘法清水小屋のすぐ斜め向かいに小屋があるのですが、そこも岡部小屋との事。営業している気配がなかったためか、はたまた水場に意識がいってしまったのか、素通りしてしまいました。
1819mの山頂に到着しました。ここには三角点のみで、看板はないです。景色はガスで見えなかったり視界が晴れたりしていますが、猪苗代湖や安達太良山は見えなかったです。登って来た檜原湖の方だけなんとか見えました。
登るまでずっと山頂だと思っていた山が見下ろす形になっています。山頂はトンボだらけででした。(他の虫でなくて良かった。)
登るのに5時間ほどかかりましたが、ホテルまで戻らなければなりません。大変ですがそれだけ価値のある道程でした。
山頂には小学生もいました。きっと八方台登山口から来ていると思います。
下山を開始すると欧州の家族登山客2組を見かけました。国際色豊かな山になっていくのでしょうか?
弘法清水小屋で記念の登山バッジを手に入れた後、お花畑があるルートへ向かいます。忠犬ハチ公岩と下山ルートの向こうには檜原湖が見えます。
お花畑1
お花畑2
この素晴らしい景色ともお別れの時間がやって来ました。後は木々で展望のない山を下るだけです。そして、本日の期待値ナンバー1の銅沼へ向かいます。
銅沼へ向かう前に、地図を見ると八方台登山口分岐から5分程八方台の方へ歩くとガスが噴出している場所があると書かれています。陽が落ちるまで時間は十分にあるため、寄り道しました。
八方台登山口分岐を過ぎるとすぐに硫黄の匂いがしてきます。
温泉卵の匂いはこれが原因でした。すれ違った登山客が言うには、今日は風があるから大丈夫だが、そうでないと湧きだした火山ガスがその場に溜まって危険との事です。だから小屋が廃墟になってしまったのですね。小屋の側でボコボコ湧き出てました。
八方台方面への寄り道を終え、元の下山ルートへ行きます。森の中を歩いていると次第に...
銅沼に到着しました。なんと美しい事!水面が鏡になって逆さ磐梯山が見えます。そして火山性物質で強酸性になった沼の綺麗な発色は天候の良い日にしか見られないでしょう。この世の楽園とでも言える別世界でした。
山肌から煙が上がっています。今いる場所はやはり活火山なのだと実感できるものです。
雲が多くガスってしまいがちでしたが、晴れるべきところは晴れてくれた登山でした。噴火口と銅沼分岐点で行きに通った道に合流し、裏磐梯レイクリゾートへ戻りました。
夕食はバイキングで食べまくりました。登山後の胃袋は普段より広がります。今回は熊が出没するエリアなので熊鈴を持っていきましたが、熊鈴持っている人は見かけませんでした。
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