タム・チャン洞窟
タム・チャン洞窟とは、バンビエン・リゾートの敷地内にある鍾乳洞です。ナムソン川に面しており、橋を渡った先にあります。バンビエンにある幾つもの鍾乳洞の中で、一番近くにあり、中心街の端に位置しています。
洞窟の規模は大きくありません。中はライトアップされており、部分的に赤や青、緑色のライトで照らされています。様々な形や模様をした鍾乳石を見ることができます。
洞窟の入口は幾つもの階段を登った先にあり、洞窟内にバンビエンの街並みを一望できるスペースがあります。

基本情報

別称
Tham Chang, Jang Cave, Tham Jang
住所
Vang Vieng, Laos
アクセス
バンビエンの街から自転車で約10分。
営業時間
8:00~16:00
料金
洞窟入場料:15,000キープ
ホテル敷地入場料:2,000キープ, 自転車持込料:2,000キープ
観光シーズン
オールシーズン
観光時間
1時間
その他
ホテルの敷地内にあるため、洞窟入場料の他にホテル入場料が必要です。

入口

ナムソン川の対岸にあります。
橋を渡らないといけません。
バンビエン・リゾートの入口で、敷地に入るための入場料を支払います。その時、自転車で来ている場合は駐車料金も支払います。橋の先にタム・チャン洞窟があり、入口の手前にはフルーツを売っている露店が並んでいます。
橋を渡っていると、ナムソン川では川海苔を採取している地元住民の姿を見かけます。

タム・チャン洞窟

階段を登った先が鍾乳石入口です。
鍾乳洞の中へ入ります。
鍾乳洞の中は広くありません。
つらら石(鍾乳石)
鍾乳洞内には、外の景色が見られる場所があります。ここに来るのに渡った橋や、田畑、ナムソン川などを見下ろせます。街の中心部から随分離れた場所にいることが分かります。
田園風景
仏像の置物
19世紀初頭、中国の雲南省から侵略者がやって来た時、タム・チャン洞窟は住民を守る掩蔽壕として使われた歴史があります。その他に、ラオス内戦の時にも住民の居住用として使用されました。
バンビエンは石灰岩などの水に溶解しやすい岩石で構成されたカルスト地形です。鍾乳洞とは、石灰岩が雨水や地下水などによって侵食されてできた洞窟であり、浸食によって様々な形の鍾乳石や石筍が創造されます。
エイリアンの巣窟のような姿
光を当てるとキラキラ輝きます。
突き出た鍾乳石(石筍)
この先は立入禁止

屋外にある鍾乳洞

タム・チャン洞窟とは別に、小さな鍾乳洞があります。5分もあれば見終わってしまいますが、自然光だけによる、ありのままの観光資源になっています。
入口と出口
道は奥へ続いておらず、入口と出口を短い通路で繋ぐだけです。別料金は必要ありません。
仏像が置かれています。