秋芳洞とは、日本最大のカルスト台地である秋吉台の地下100mに広がる、日本最大規模の鍾乳洞です。3億年もの年月をかけ、雨水により石灰岩台地が浸食を受けて造られました。
鍾乳洞の総延長は10.7kmを越え国内第2位です。観光が可能なコースは約1kmあります。温度は一年を通して約17℃と一定しています。
棚田状のリムストーンプール(畦石池)の中には、シコクメクラヨコエビ、ニホンヨコエビ、アキヨシミジンツボ、カニなどの水棲生物が生息しています。秋吉台地下水系としてラムサール条約に登録されています。

基本情報

住所
山口県美祢市秋芳町秋吉秋吉台
アクセス
JR新山口駅からバスで約40分「秋芳洞」下車
営業時間
08:30~16:30
料金
大人:1200円
中学生:950円
小学生:600円
観光シーズン
オールシーズン
観光時間
1時間90分
その他

入口

黒谷案内所(秋芳洞黒谷入口)
入口は2ヶ所あり、どちらからでも入退場できます。団体割引や障がい者割引があります。
秋芳洞黒谷入口から入ると、最初に地球誕生から現代までの秋吉台をイメージした3億年のタイムトンネルを通過します。
秋芳洞案内所(秋芳洞正面入口)
台湾の野柳地質公園と姉妹提携しています。

鍾乳洞

百枚皿
畦石池からなる石灰華段丘です。
洞内富士
黄金柱
洞内富士:直径約5mの巨大な石柱です。裾広がりとなった姿は富士山のようです。
黄金柱:天井近くの岩の隙間から流れ出た地下水が作り出したフローストーン(流華石)です。根本近くに、地盤沈下による亀裂があります。
クラゲの滝のぼり(流華石)
龍の抜穴
巌窟王
傘づくし
鍾乳洞の中は薄暗い。