厳美渓とは、栗駒山を源に流れる磐井川の水流が、栗駒山の噴火によって堆積した凝灰岩を浸食して形成された渓谷です。
国の名勝や天然記念物に指定されており、浸食による奇岩怪岩や甌穴、瀑布、深淵と様々な自然の造形美が2kmほど続きます。伊達政宗が賛美し、何度も訪れたと言われています。
厳美渓の名物「かっこうだんご」は渓流の対岸にお店(郭公屋)があり、渓流の上に張られたロープに下がる籠に注文と代金を入れて木槌を鳴らすと、籠は引き上げられて代わりに注文しただんごとお茶が入って、手元に滑降してきます。

基本情報

住所
岩手県一関市厳美町字滝の上地内
アクセス
JR一ノ関駅からバスで約20分「厳美渓」で下車し徒歩1分
営業時間
24時間
料金
なし
観光シーズン
オールシーズン
観光時間
40分
その他

空飛ぶだんご

厳美渓で人気の空飛ぶ名物
お茶付で、黒ごま、あんこ、しょうゆの三色三本セットです。お店でも購入して食べる事ができますが、あえてロープに下がる籠を使って注文するのが人気になっています。
籠が空を飛んでいる時が写真撮影のタイミングで、渓谷美と合わさって特有の景観として楽しまれています。
お釣りも対応できます。
昔ながらの味です。
仙台藩主の伊達政宗が日本三景の松島と並べ、「松島と厳美がわが領地の二大景勝地なり」と称賛し、度々この地を訪れました。小石が水流の中で回りながら岩盤を丸く削った甌穴が幾つもあります。
同じ市内にある渓谷「猊鼻渓」と合わせて訪れるのもおすすめです。