青い池とは、1988年12月に噴火した十勝岳の堆積物による火山泥流災害を防ぐため、美瑛川本流に複数建設された堰堤のひとつに水が溜まった人造池です。
太陽光の散乱によって青い色に見える水の中で周囲に自生していたカラマツ、白樺等の樹木は水没し立ち枯れ、現在の姿になりました。
水面が凍結して雪が降り積もる冬はライトアップされ、幻想的な景色をつくりだします。
それ以外の季節は発色が綺麗な青い池を見ることが出来ますが、「風が無く・雨が降らず・晴天」であることが条件で、青い池に立ち枯れした木々と空が湖面に映った姿はとても美しいです。

基本情報

住所
北海道上川郡美瑛町白金
アクセス
JR美瑛駅から道北バスの39 白金線に乗車し「白金青い池入口」バス停下車し、徒歩5~10分。
営業時間
24時間
料金
無料
観光シーズン
オールシーズン
季節ごとに違った魅力があります。
観光時間
30~50分
その他
ツキノワグマが出没する。

青い池が青い理由

上流の白金温泉地区で湧出している「白ひげの滝」などからアルミニウムを含んだ水が流れでています。
その水が美瑛川の水と混ざると目に見えないコロイド状という粒子が生成され、それが太陽の光をまんべんなく散乱させているため、青く見えます。
散策路
立ち枯れ
青い池の終わり