今日のイポー観光は、テンプルン洞窟とケリーズキャッスルを貸切タクシーで訪れます。それから各鍾乳洞寺院を観光し、クアラルンプール行のバスで街を移動します。極楽洞は現在臨時休業中なので、サンポトン寺院(三寶洞)とペラトン洞窟寺院は必ず観光しようと考えており、それ以外は時間があればの予定です。

まずは点心料理店のZhen Hi Hao Dim Sum Restaurantで飲茶の朝食にします。

5品とジャスミン茶を頼んで40リンギットいかないくらいでした。何を注文すべきか迷っていたら、お勧めを提案されたので、それを注文です。どれも美味しいですが、一番は创红脆米肠粉(reddish crispy prawn riceroll)です。お店のオーナーが、結構なおしゃべりで、色々な話を聞きました。

ホテルに戻ったらチェックアウトの準備をします。前日、受付で貸切タクシーの予約をお願いしたのですが、予約されていないことが判明しました。テンプルン洞窟とケリーズキャッスルは周辺に流しのタクシーは存在せず、配車アプリで拾えません。貸切らないと帰りのタクシーに困ってしまいます。

とりあえず、配車アプリでテンプルン洞窟までのタクシーを呼びました。タクシーが来たら、時間貸しの交渉です。事前に1時間30リンギットで貸切ったブログを閲覧していたのですが、値下げ不可の1時間40リンギットになりました。そこに配車アプリでテンプルン洞窟まで予約したので、そこまでの料金38.2リンギットがかかります。

テンプルン洞窟に到着し、ここまでの料金をタクシー運転手に支払います。ここから時間貸がスタートします。ケリーズキャッスルを観光し、サンポトン寺院(三寶洞)で下車することになるのですが、合計3時間かかり、120リンギットを支払うことになります。

テンプルン洞窟を観光します。4つのコースがあり、どれもルートは同じです。どこまで進んで良いかによってコースが分かれています。ガイドが要らないコースは2つあり、長く進めるコースを選びました。1人50リンギットです。ガイドが必要なコースはヘッドライトを借り、這いつくばって進むような個所もあり、水に濡れます。

今回のコースは遊歩道が整備されており、危険個所はありません。他の観光客は欧米からの客1人しかおらず、1度すれ違っただけなので、ほぼほぼ鍾乳洞を貸切気分で楽しめました。写真に人が一切映らないのは良いです。

石筍や鍾乳石が素敵ですが、結構蒸し暑いです。日差しがないため、もっと涼しいかと思っていました。

Golden Flowstoneと呼ばれる3番目の見所です。鍾乳洞を明るく照らすライトは白色で、カラフルではありません。自然のままの景色を堪能できます。

山野草が開花を始めていましたが、海外の植物は知識がないので同定できませんでした。

タクシーでケリーズキャッスルまで行ったら、運転手には引き続き待機してもらいます。ここの入場料はクレジットカード決済のみです。

1915年から建設を開始したお城ですが、未完成のまま放置された歴史があります。映画「アンナと王様」や「セカンドバージン」の舞台になっています。

テンプルン洞窟のついでに立ち寄った場所なので、あまり期待はしていませんでした。けれど屋上から見る景色はとても良かったです。イポーはカルスト地形の街だと再認識出来ました。

サンポトン寺院(三寶洞)で今までお世話になっていたタクシーと分かれます。ペラトン洞窟寺院も案内しようかと提案されましたが、お断りしました。ここからならタクシーは捕まります。その方が時間を気にせず観光できますし、値段も安くなるはずです。タクシー運転手は悪い人ではなかったので、どうしようか少しは迷いました。

洞窟寺院は迫力があり圧倒されます。しかも風の通り道にベンチがあったので、そこで涼みました。天然の扇風機はかなり気持ち良いです。

次は隣にある霊仙岩(Ling Sen Tong)です。天井が真っ黒なのは、蠟燭の煤がこべり付いているからです。

霹靂觀音洞(Perak Guanyin Cave)までは歩きます。徒歩15分いかない位です。同行者にタクシーを提案しましたが、今日はずっとタクシー利用だったので、歩けるとのことでした。

日本にはない発想の様々な仏様を見かけました。

ここら辺で昼食にしようと事前の計画では考えていました。Kedai Kopi You Luと言うお店があり、低価格かつ美味しそうなメニューが色々ありました。ただペラトン洞窟寺院での観光時間が十分に取れるか分からないので、バスターミナルで時間が余ったら食べることにします。

タクシーでペラトン洞窟寺院に到着しました。正直、ここがどんな規模の寺院なのか、そこまでの下調べする時間はありませんでした。ただ興味のある所と、有名所を選んでいます。まさか、ここで登山をするなんて思いもいませんでした。

洞窟寺院を立て続けに観光すると、だんだんと飽きが生じてきました。ここで4件目になります。イポーでは休業中の極楽洞が一番人気の寺院で、ここが2番目の人気になります。

イポーはクアラルンプールからの日帰り旅行が可能な場所です。飛行機とクアラルンプールのホテルがセットになったパッケージツアーを購入した場合でも訪問が可能で、自然が多いお勧めの観光地です。

上へ通じる道があり、進んでいったら山頂への道を見つけてしまいました。山頂までどの位時間が必要なのか分かりませんが、とりあえず突き進むのみです。

こちらが山頂からの景色です。イポーの街並みと山、そして青空の展望です。地面を歩いているだけでは分からない街並みがありました。

こちらは反対側の景色です。工場が多いのが分かります。

タクシーでイポー・バスターミナルに到着しました。まずはバスチケットカウンターでバウチャーを見せて、チケットを印刷してもらいます。手数料は2リンギットとお高めでした。

道路を挟んだ反対側にあるショッピングモール(Mydin Mall Meru Raya)に移動します。靴が破損していたため、まずは靴を購入しました。そしてフードコートで遅めの昼食にします。

餃子入り麺です。かなり辛いです。インスタントラーメンで、美味しいものではありませんでした。

イポー・バスターミナルに戻ったら長距離バスに乗車します。席が1列と2列に分かれる3列席で、1列の席を予約してあります。同行者とは上下の並びです。乗車率は100%で、海外からの旅行客は乗っていませんでした。

こちらが新調した15リンギットの靴です。

バスの車窓を眺めながら過ごします。イポーからクアラルンプールまでは鉄道が走っており、この日は空席がありました。マレーシアでは全車両が指定席のみで、満席の場合は利用出来ないので注意が必要です。予約サイトを閲覧すると、前日だと満席でした。

イポーからクアラルンプールまで鉄道を利用した方が、今日の宿泊するホテルまでのアクセルが簡単です。ただ、2日目に乗車したクアラルンプールからマラッカへのバスを予約した時に、残りの全てのバスも予約し、乗車料金を支払ってしまいました。しかも鉄道移動と言う選択肢が頭から全く抜けていました。鉄道を乗る機会は、イポーからクアラルンプールだけでなく、ペナン島からフェリーを利用し、そこからイポーへ鉄道移動することも出来ました。

バスでの街移動を調べ始めると、鉄道や電車の存在を忘れて、結果バスだけで移動できてしまうので、そのままバスを予約していまう結果になりました。

バスはクアラルンプールにあるTBSバスターミナルに到着したら、接続しているバンダル・タシッ・スラタン駅(Bandar Tasik Selatan)で電車に乗り換えます。初めて電車の切符(コイン)を販売機で購入するのでドキドキしましたが、無事に購入し、電車に乗れました。

プラザ・ラッヤット駅(Plaza Rakyat)で下車したらホテルへ歩いて向かいます。今日の宿泊するホテルは観光客が集まるチャイナタウンにあります。OYO 761 City Hotelです。

今回の旅行ではOYO系列のホテルに2つ宿泊したのですが、感想としては、次回マレーシアに来たらOYOは避けるです。どちらも無料の水がなく、テレビもダメダメです。ここのホテルはベッドにローラーで付いており、壁に寄り掛かるとベッドが移動します。もう1つのOYOはシャワーの給湯器が不調でした。

ムルデカ118がライトアップされていました。まだ中には入れないですが、展望デッキになる階があるため、そうしたらクアラルンプールの街並みを一望出来ます。現在だとペトロナスツインタワーの展望フロアが観光客に人気だと思います。

スリ・マハ・アリアマン寺院が営業中だったので、観光することにします。入場料の代わりに靴箱代金が必要です。

インド系の寺院で、ペナン島のジョージタウンにある同名の寺院に似ていました。インド系寺院は今回幾つか訪れており、一番良かったのは明日訪れるバトゥ洞窟になります。次に良かったのはペナンヒルにあるペナンヒル・ヒンドゥー寺院(Sri Aruloli Thirumurugan)です。

セントラル・マーケットで夕食にしました。施設内のスーパーマーケットを覗いてみると、観光客向けなのか値段が割高でした。ホテルに戻っておしまいになります。