夜明け前の朝4時にホテルを出発し、気球会社(Rainbow balloons)へ。Rainbow balloonsという会社は日本人の女性が働いていたので、困る事は何もありませんでした。
気球ツアーのオプションは現地ガイドから申し込み。トルコで気球が墜落した事故によって日本の旅行会社が気球ツアーのオプションをやらなくなってしまいました。
個人で勝手に気球ツアーを申し込んで気球の出発が遅延し、ホテル出発時間を過ぎておいて行かれる可能性を考えると、現地ガイドから申し込んで正解でした。
気球会社で軽めの朝食を終えても、強風のため気球がすぐに出発できないとの事だったので、少し外に出て歩いてみました。
すぐそばにあったウチヒサール城まで探索。
土産物店でしょうか?どこもお店が開いていない早朝なのに、店の外に沢山の土産物らしき置物。無防備な感じでしたが、趣があります。
ウチヒサール城を少し探索。有料の正規ルートではないので、最上階や内部へは行けないですが、外側の各部屋には入る事が出来ました。整備されてないエリアで床に穴が開いていたり、ちょっと危険。
気球会社へ戻ったころには、ようやく気球に乗れるとの事でした。気球から朝日を望む内容でしたが、気球の乗る頃には朝日が既に昇っていました。
想像していたよりもずっと高度が高くて足が縮みそう。カッパドキアの独特の地形と奇岩の数々は絶景です。
現地ガイドによると気球会社によっては、一定の高度で飛んでツアーが終了するのに対して、この気球会社では高度高く飛んだり、地上すれすれを飛んだりスリルがあるとの事でした。
おかげで、とても迫力がある内容となりました。
気球ツアーの最後にシャンパン飲んで終わりとなります。ホテルまで送迎され、元のツアーに合流しました。なんとかホテル出発時間にぎりぎり間に合う時間でした。(仮に間に合わなくても、途中で合流できる手はずですが。)
バスでまず向かったのが、Göreme Panorama付近。そこでトルコアイスを購入。お土産屋もありました。
Göreme Panorama付近
トルコ絨毯店の見学。
カイマルク地下都市。地下8層に及ぶ地下都市跡で、画像はワイナリーの部屋。地上からは、こんなに広い地下空間があるとは予想できませんでした。
カイマルク地下都市の地上風景。自由時間があったので、お土産屋を見ながら探索しました。
洞窟レストランで昼食後、陶器店に行きました。手動でロクロを回す姿は様になります。
デルベント渓谷(Devrent Valley)でラクダ岩を鑑賞。周囲にはラクダ岩以外にも奇岩が沢山ありました。
パシャバー地区(Pasabag)では少し長めの自由時間。沢山のしめじ岩の他に、隠れキリシタンの住居や礼拝堂を見学しました。しめじ岩(きのこ岩)は妖精の煙突と言われ、この岩に妖精が住んでいるんだとか。
ギョレメ野外博物館は迫害から逃れ定住したキリシタンが造った多くの岩窟教会が集まっています。
今でも数多くのフレスコ画が残っていました。
ギョレメ最大規模の岩窟教会であるトカル協会。ギョレメ野外博物館のすぐ側にあります。
ギョレメ野外博物館の近くでラクダを発見。観光客向けの写真撮影用か試乗用でしょうか?
ホテルに戻り夕食をした後は、ホテル付近の高台で夕日鑑賞。
ローズバレーの夕日も綺麗でしたが、カッパドキアの夕日に染まる街も絵になります。
タクシーでユルギュップへ向かいました。目的は地元のハマム(蒸し風呂)に入る事です。
まずはハマム近くにある丘、テメンニヒルに向かいました。テメンニヒルの頂上からの景色は綺麗と事前情報にありましたが、暗くて景色はいまいち。頂上には初期セルジュク朝君主であるクルチアルスランの廟がありましたが、21時近くだったため、当然建物の鍵はしまり見れずに終わりかなって思っていたところ...
近くにいた人に尋ねたら、あっさり解錠してもらえました。ラッキー!しかも手で触れられる程近くに棺がありました。明日行くメヴラーナ博物館にも名僧たちの棺を見学出来ますが、こんなに近くではないみたい。
ハマムが閉まる前に、ハマムへ向かいました。宿泊しているホテル周辺にも地元ハマムが1軒ありますが、時間的に間に合わず。またイスタンブールでもハマムに入れますが、観光客用のハマムという事で興味があまりわきませんでした。
待望の垢すり体験は、とても気持ち良かったです。日本の銭湯とは異なり、岩盤浴のような施設でした。お客には兄弟らしき地元の子供がいて感激。