ホーチミンからハノイまでベトナム南北縦断の旅 12日目
ベトナム統一鉄道の寝台列車で就寝していると、翌朝5時前に終点の構内放送があり、無事にハノイに到着しました。とりあえず今夜泊まるホテルLUXURY Backpackers Hotelまで徒歩で向かいました。数時間後じゃないとチェックイン出来ないためリュックを受付カウンター周辺に置き、お出かけします。(リュックがなくなったら自己責任です。)
ちなみにこのLUXURY Backpackers Hotelはベトナム旅行の中で最悪のホテルでした。日本にいる時Agodaで評判を見てAgodaで予約していましたが、評判の投稿者はホテルのサクラのようで、私のスマホはホテルに乗っ取られたようで、勝手にAgodaのアカウントでホテルの評価を最高にされてしまいました。この話は最後にします。
近くで営業していたお店でフォー(米粉麺)を注文し朝ごはんにしました。ハノイは物価が高いのかホテル料金は他の地域で今まで泊まった料金の相場よりも2倍はしました。この朝ごはんもお高めです。
朝が早すぎて何をしようか何も思い浮かばないためにホアンキエム湖へブラブラ、聖ヨセフ大聖堂を覗いたりして時間を潰しました。実は今日のプランはあまり考えておらず市内観光する事と、犬料理が食べたいの大雑把な予定でした。
ホテル周辺に点在していたツアー会社もしまっており、明日どんなツアーに参加するかも決めていません。ガイドブックをめくった結果、徒歩で文廟に行く事に決めました。到着してみたが、まだ閉まったままなのでガイドブックを読みながら時間つぶしです。
時間になり文廟の中を観光。ハノイは歴史的建造物や寺が多く、自然に関する観光地に乏しいです。そのため歴史や寺社、宗教などは興味がある人には楽しめると思います。ただベトナムの歴史を知らなければ歴史的に価値がある建物は、ただの建物にしか見えないので事前学習した方がより楽しめると思いました。
ベトナムの寺で良く見かける像も知識がなければ全て同じただの像に見えてしまいます。
他に興味をそそるものはないかガイドブックを見るとホーチミン廟の項目を見つけました。ホーチミンの遺体が安置され見学する事が出来るようなので、行ってきました。日曜日だからなのかホーチミン廟の前は市民で大行列になっており2時間待ちでした。
ハノイ市内観光の中では行って良かった観光地の1位でした。2位は犬料理屋です。
ホーチミンの遺体はとても透き通っており綺麗な状態で保存されていました。初めて人間の遺体を目の前にしたのもあり、とても不思議な光景でした。
この2時間待ちの行列に並び、遺体を見学できるのはほんの数秒です。日曜日ですが学校の先生引率の学生が大勢来ています。カメラは持ち込み禁止で事前に預けるようですが、鞄の中に入れていれば特に問題ないのか注意はされませんでした。
同じ敷地内には様々な観光スポットがあります。1つめはホーチミンの家です。日本だと明治の偉人が暮らした家を観光するようなものでしょうか。
2つめはホーチミン博物館です。ベトナム戦争に関する展示が大半を占めていました。ここに来たなら、ベトナム王朝の王城跡であり、ベトナム戦争時には作戦司令部が置かれたタンロン遺跡がすぐ側にあるため、後で訪れる事にします。
ベトナム戦争に関する展示
3つめは独柱寺(一柱寺)です。霊沼池と呼ばれる池の上に建っているのが印象的でした。
御堂の中には蓮花台という額が掲げられ、八本手の黄金色をした観音像が中央に据えられています。
ホーチミンシリーズを一通り観光した後は、そのまま歩いてタンロン遺跡へ向かいました。ハノイにある世界遺産です。タンロン遺跡の城壁は見たまんま日本の城壁とは異なる様式だと分かります。歴史に疎くてもワクワクして来ました。
1010年から1804年までほぼ一貫してベトナム諸王朝がここに都を置いたため、各時代の遺跡が重なっているのが特徴のようです。展示スペースは広くなく、見所は城壁がメインだと思います。
お昼はベトナムに来る前から食べたかった犬肉料理を食べる気まんまんだったので、バスで向かいました。ベトナムに来た時から市内を走るバスに乗ってみたかったのですが、初めてで勇気が出ずにいました。どこから乗ってどこに降りれば良いのか分からないし、お金の支払い方も分からない。
ネット検索した結果、Googleマップでバス検索すると今いる場所から犬肉料理屋までどのバスにどこから乗り、どこで降りれば良いか分かるようです。実際にその方法で無事に乗車出来、座席に座れました。
車内には運転手以外に、バス運賃を回収する人がいるみたいで、Googleマップで表示されたバス料金をバス内で回収しに来た人に渡しました。後はGPS機能で降りる駅に近づいた事を知ったら、降車口の前に立てば降りる事が出来ました。
無事に犬肉料理屋に着いたのですが、どうやら営業していないようでネットで他の犬肉料理屋を検索しバスに乗りなんとか営業している店にたどり着きました。
犬肉料理はベトナムでThit Chóと呼ばれ、お店の屋根に書かれていますが、犬の姿をしたお肉が店の前に並んでいるため直ぐに分かりました。メニュー表はないですが、犬肉しかメニューはなさそうなので指差しで注文しました。
紫色の液体につけて食べるのは分かったのですが、その正体が当時はマムトムという臭いエビの塩辛とは知らず、凄い恐怖でした。
お味は酸っぱいマムトムの味で肉に塩味はありません。皮と骨が付いた犬肉と腸詰めを食べたのですが、臭さは腸詰めが勝りますが、犬肉は骨がなかなか剥がれなかったので初めてだとクセがある料理です。
側で食べてたご老人にウォッカ飲みながら食べると美味しいと勧められましたがお断りしました。値段を知らないまま注文したのですが、100×1000VNDを渡してお釣りがこなかったので500円くらいだと思います。犬肉の相場を知りませんが、他の肉よりお高めでした。
次はどこに向かおうかGoogleマップを覗くと近くにドンスアン市場があったので立ち寄ってみる事にします。
ドンスアン市場
市場の中はロット売りするような卸問屋の集合体のようになっていました。
ガイドブックで次に行く場所を探すと西湖にあるチャンクオック寺(鎮国寺)に面白そうな塔が建っているようなので、歩いて向かいます。
まずは通り道にあったクアンタン寺(鎮武観)へ寄り道です。白い壁に上部が黒くなっているクアンタン寺の門が何かに似ていると思ったら、フエで見たカイディン帝陵の建物と同じ色使いでした。個人的には、派手にカラフルだったりするよりは断然好きな色使いです。
入口で入場料を支払いました。中はこじんまりしており、ただ広いだけに思えてしまう寺より趣を感じました。物売りがいますが、断り続けると最初の言い値の1/10位まで値段を下げてきます。
11世紀に建立された玄天鎮武神を祀る道教寺院です。時間が掛からずに見学を終え、そこから西湖に沿って歩いて行きます。
西湖沿いは地元の生活感があり、釣りをする人や露店で飲食する人がいます。こういう所で食べるのって雰囲気ありますね。
チャンクオック寺に到着しました。6世紀半ばに建てられたハノイ最古の仏教寺院でホン河のほとりに建立されていましたが、ホン河の土手が崩れたため、17世紀に現在の場所に移転しています。
八角形で11段ある赤い仏舎利塔は西湖沿いを歩いていた時から目立っていましたが、間近から見るとさらに迫力があります。周りを囲むように建っている墓塔には歴代住職の遺骨が収められています。
仏舎利塔(左)と墓塔(右)
本堂の中には歴代住職の像が祀られていました。他にも徳翁(土地神)や関羽(中国の武将)なども祀られています。
本日最後の観光地は西湖の真ん中に位置する西湖府です。バスで行こうと思ったのですが、西湖府までのバスがなかったため歩いて行きました。結構歩き続けて足が痛くなってきてます。
西湖府はベトナムの民間信仰、聖母道の女神柳杏聖母を祭り、聖母信仰の三大聖地の一つに数えられます。
夕飯は西湖府のすぐ近くにあったお店で食べました。ここら辺はBanh Tôm Hô Tây(バイン・トム・ホー・タイ)と呼ぶ西湖名物があります。アメリカンドッグの生地でエビを揚げた料理です。
お味はアメリカンドッグのエビバージョンを食べている感じです。そのままです。薄味なので側にあった辛いソースを付けて食べました。
日は沈み暗くなったのでバス停がある場所まで歩き、そこからバスでホテルまで帰りました。チェックインはまだしておらず、リュックは早朝からホテルのカウンター周辺に置きっぱなしです。
ホテルに着くとリュックはちゃんとあり、何もなくなっておらず、その流れでチェックインをしました。
そうすると明日プランあるの?みたいな事を従業員に聞かれ、特にない事を言ってしまったがために勧誘が始まりました。3つのツアーを紹介され、各ツアーにおいて団体ツアーだと60(アメリカ)ドル、少人数だと120ドル、プライベートツアーだと...のように簡単に説明され、ツアー行程の紙も見せず契約書だけをそそくさ取り出しフレンドリーで勢いある接客で流されるまま60ドルのタムコック行きツアーを契約してしまいました。そして集合時間だけ聞かされておしまいでした。
これが悪夢の序章に過ぎませんでした。契約書を結ぶ前にタムコックの水田が広がる美しい写真を見せられたのですが、事前調べでは水田は確か3月にしか見られなかった記憶があり、1月だけど水田を見れますかと質問したら...見れるとの事でした。(実際は見れませんでした。田んぼの田の字もない...)
60ドルの言葉を聞いた時やけに値段が高いと思いましたが他のツアーは120ドルだとか数百ドルだとか聞いている内に感覚が変になってしまいました。またAgodaの評判でここのホテルでツアーを予約すると安く行けると書いてあったのを事前に見てました。
契約後、外出した時に街中のどの旅行会社でもタムコック行きツアーが30ドルと書いてあるのを知り、なぜ60ドルもするのかホテルに聞いたら他の旅行会社のツアーは評判が悪くシンツーリストなんか最悪の評価だとネットでの評判を見せてきました。そして、うちのツアーはスペシャルだと自信満々でした。
ツアーの結果を前もって言うと、シンツーリストで30ドル程度でタムコックに行った日本人のブログを見るとツアー内容は丸っきり同じでした。食事場所もメニューも同じ。私が参加したツアーのワゴン車は満席で、ガイドは同じ説明を4回、5回と繰り返すだけで情報量に乏しかったです。シンツーリストより良い事はありませんでした。一緒に昼食テーブルを囲った参加者の1人にツアー代金を聞いたら、60ドルが高いと45ドルに値切ったようです。他の参加者には怖くて聞けませんでした。(30ドルで参加した人もいたように思います。)
悪夢はまだまだ続きます。Agodaでこのホテルを予約したのですが、チェックアウトの日に私がこのホテルのクチコミを投稿した事になってました。評価は10点満点、書き込みはVery good hostel thankでした。目を疑いました。
私の不注意と調査不足でホテルと割高ツアーを契約してしまったのに、評価を10点満点にするには無理があります。また今までの人生でホステル(hostel)と言う言葉を使った事がなく、ホステルもホテルも全てホテル(hotel)と呼んでいました。またthank youでなくthankと書き込む当たり意味不明です。
想像でしかないのですが、私になりすましてクチコミをホテル側が書いたように思えます。想像でしかないですし、どうやったらそれが可能なのかも不明です。
可能性としてはこのホテルの無料wifiを使った事が原因だと思います。wifiはパスワード有りなのでスマホが乗っ取られる可能性は低いと思っていたのですが、まさかホテルの関係者に乗っ取られるとは夢にも思いませんでした。他のホテルやカフェ、スリーピングバスの無料wifiで乗っ取られる事はありませんでした。
他のクチコミを見るとその疑いを強くする書き込み(自演)が多く見られました。
他の人の投稿を紹介します。評価が10点満点の人のクチコミを見てみるとコピペかと思う位そっくりです。また必ずと言っていいほどMy nguyenかJamesの名前が出てきてそのスタッフを褒めています。
My nguyenとJamesって誰でしょう?服にネームプレートなかった気がするし、そもそも従業員の名前なんて覚えてる?なんで評価が10点満点の人はみんな名前覚えているの?不思議です。
このホテルを予約する時、Agodaに書かれているこのホテルの評価をさらっと読み、平均点数も高かったので安心して申し込んでいました。その時のクチコミにはこのホテルからツアーを予約したら、他よりも安くしてくれたという書き込みをみました。だからツアーは日本で手配せずホテルで予約すれば良いと思ってました。とてもお勉強になりました。
評価が10でないクチコミは評価10の人と全く異なっており、多様なコメントで本人の書き込みだと分かる記述でした。
シンツーリストのツアーに対する最悪の評価の書き込みは実はこういうホテルのサクラなのかもしれないとも思ってしまいました。60ドルが高いとホテルの従業員に質問したら直ぐにスマホでシンツーリストの悪評ページを見せてきたので、あらかじめそのページを登録していたのかもしれないです。
自分達のツアーの良さを伝えずに、ライバル社のツアーの悪い部分を見せてきたのもがっかりポイントでした。お勉強になりました。
登山の旅
海外の旅
国内の旅