尾唇根節蘭とは、唇弁の先端が、尾のように細く尖って長く突き出していることが名前の由来になっている多年草です。日本語ではトガリバエビネと呼ばれ、葉の先が鋭く尖っています。草丈は20~40cm程になり、1本の花茎に花を10個以上付ける総状花序です。
花は個体によって唇弁の形と色が大きく異なります。背萼片と側花弁、背花弁は茶色で、縁が黄色です。唇弁は白色で時に斑点があり、先端は3裂して中裂片に紫紅色の場合もあります。花は下に位置するものから上に向かって順に咲き、唇弁は次第に白色から黄色に変色します。
山地の涼しくて直射日光が当たらないような林床に生えています。
和名
トガリバエビネ / 尖葉海老根
学名
Calanthe arcuata
分類:目
キジカクシ目 Asparagales
分類:科
ラン科 Orchidaceae
分類:属
エビネ属 Calanthe
分類:種
尾唇根節蘭 C. arcuata
花期
6~8月
分布
台湾, 中国
その他
唇弁の中裂片が紫紅色の個体です。
葉は5~7枚あり、線形で縁が波打ちます。
唇弁が無地の個体
唇弁に斑点がある個体