ミズオオバコ

ミズオオバコとは、オオバコに似た葉を持ち、水田やため池の水中に沈んで生育する沈水植物であることが名前の由来になっている一年草です。根は水底に張り、葉は完全に水中にあります。開花時期になると水面より高い位置に花茎が伸び、空中で上向きの花を1つ咲かせます。

花は白色や淡いピンク色の花弁が3裂あり、5本の縦皺があり、基部は黄色の一日花です。両性花で雄しべは3本、雌しべは6本あります。草丈は生息地の水深によって変わります。葉は広披針形で長さ10~30cm、長い柄があります。

全国各地の水田や水路に生息していたが、水田の埋め立てや農薬の使用、水質の悪化で生息地が急激に減りつつあります。

基本情報

和名:漢字
水大葉子
学名
Ottelia alismoides
分類:目
オモダカ目 Alismatales
分類:科
トチカガミ科 Hydrocharitaceae
分類:属
ミズオオバコ属 Ottelia
分類:種
ミズオオバコ O. alismoides
花期
8~10月
分布
全国
分布地
名古木
その他

詳細情報

ミズオオバコ
ミズオオバコ

花は自家受粉します。花の下部には長楕円状の子房があります。開花後は花茎が水中に沈み、水中でさく果が熟していきます。花弁の長さは約3cmです。

ミズオオバコ

葉は膜質で破れやすく、縁は波状の皺があります。

ミズオオバコ
ミズオオバコ

自生地の水深が深いほど、葉や草丈が大きくなる傾向があり、巨大な個体はオオミズオオバコと呼ばれて区別されていたことがあります。現在は区別しません。

ミズオオバコ
ミズオオバコ