ツルラン

ツルランとは、白い花が鶴に似ていることが名前の由来になっている多年草です。草丈は40~80cm程になり、茎頂に花を多くて約40個付ける総状花序です。花の唇弁は大の字に裂け、唇弁基部には黄色や紅色をした3条の隆起があります。距は長さ2~4cmで、下向きのS字に反曲します。

葉は3~6枚あり、倒卵状長楕円形で長さ20~50cm、幅が10~15cmあります。葉脈に沿った縦皺が目立ちます。茎には鱗片葉が数枚、互生します。バルブは2cm程の大きさで地面近くにあります。亜熱帯地域の常緑樹林内に生えています。

同じ時期に開花するオナガエビネと自然交雑することが知られており、交雑したものはユウヅルエビネと呼ばれています。

基本情報

和名:漢字
鶴蘭
学名
Calanthe triplicata
分類:目
キジカクシ目 Asparagales
分類:科
ラン科 Orchidaceae
分類:属
エビネ属 Calanthe
分類:種
ツルラン C. triplicata
花期
6~10月
分布
九州, 沖縄
分布地
屋久島, 石垣島, 西表島
その他

詳細情報

ツルラン
ツルラン

葉の裏面や茎には短毛があります。花弁と萼片は平開します。

ツルラン

1つの花の見頃は2日程ですが、下に位置する花から上に位置する花に向かって順番に開花していき、花数が多いため、開花期間は1か月以上あります。

ツルラン
ツルラン

ツルラン