ヒメトケンランとは、黄色い花を付ける草丈20~30cm程の多年草で、長楕円状の広披針形をした葉の表面に斑紋があることが特徴です。1本の直立した花茎の上部に花を複数付ける総状花序で、ある程度同じ方角を花は向いています。
花の黄色い唇弁は先端で3浅裂し、中央裂片は横長楕円形で中央に隆起線が3本あり、側裂片は卵形です。1枚の背萼片と2枚の側花弁、2枚の側萼片は黄土色をしており、距はありません。深緑色をした葉は地面すれすれにあり、小さな円錘形のバルブの先に1枚付いています。
暖地性や亜熱帯性の環境を好み、湿った明るい林床や茂みに生えています。
和名:漢字
姫杜鵑蘭
学名
Tainia laxiflora
分類:目
キジカクシ目 Asparagales
分類:科
ラン科 Orchidaceae
分類:属
ヒメトケンラン属 Tainia
分類:種
ヒメトケンラン T. laxiflora
花期
2~5月
分布
伊豆七島, 四国, 九州, 沖縄
分布地
屋久島
その他
花
硬質の葉
蕊柱の花粉塊には1対の小さな赤の点があり、生物の目のように見えます。
斜面に生えている群生地です。どの個体の花も斜面の下側に向いて咲いています。
葉の長さは6~15cmで先が尖ります。葉に斑が存在しない個体も存在します。