ウラベニダイモンジソウ

ウラベニダイモンジソウとは、ミヤマダイモンジソウやダイモンジソウの品種で、葉の裏が紅色になっていることが名前の由来になっています。山地の湿った岩場などに生えている多年草です。葉身だけでなく葉柄や茎も赤くなることがあります。また、本来緑色の葉の表も赤色を帯びて鼠色になっている個体も存在します。

花は一般的なダイモンジソウと形態や色の違いはありません。白い花弁は5枚あり、漢字の大の字のような花を咲かせます。

標高2,000mを超えるような高山帯だけでなく、標高1,500m未満の山でも自生しています。

基本情報

和名:漢字
裏紅大文字草
学名
Saxifraga fortunei var. alpine f. rubrifolia
分類:目
ユキノシタ目 Saxifragales
分類:科
ユキノシタ科 Saxifragaceae
分類:属
ユキノシタ属 Saxifraga
分類:種
ウラベニダイモンジソウ S. fortunei var. alpine f. rubrifolia
花期
7~9月
分布
北海道~中部
分布地
至仏山, 武甲山, 八方尾根
その他

詳細情報

ウラベニダイモンジソウ
ウラベニダイモンジソウ

個体によっては、表側の葉身の基部が赤くなっており、葉の裏を確認しなくてもウラベニダイモンジソウと判別することができます。