アルビノキンラン

アルビノキンランとは、部分的菌従属栄養植物であるキンランが葉緑素を捨てて光合成をしなくなった姿です。元々は葉で光合成をしながらも、土壌中の菌類から栄養を貰っており、その依存率は高く、光合成のみでは生きていけません。しかし葉から葉緑素が抜けて菌類からの栄養で生きていくよう進化したものを菌従属栄養植物(腐生植物)と言い、葉緑素がなくなったことで葉や茎が白くなったため、アルビノ化と言います。

多年草であるため、枯死しなければ毎年同じ場所で出現します。光合成を行う通常個体と比べて菌類から多くの栄養を貰うため、窒素含有率が高く昆虫の食害を受けやすいです。

基本情報

和名:漢字
アルビノ金蘭
学名
Cephalanthera falcata
分類:目
キジカクシ目 Asparagales
分類:科
ラン科 Orchidaceae
分類:属
キンラン属 Cephalanthera
分類:種
アルビノキンラン C. falcata
花期
4~5月
分布
不明
分布地
不明
その他

詳細情報

アルビノキンランの葉

4月28日