アオヒトヨシテンナンショウ

アオヒトヨシテンナンショウとは、ヒトヨシテンナンショウとカントウマムシグサの自然交雑種です。カントウマムシグサの中でも緑色の花を持ったアオマムシグサとの交雑が考えられます。一番の特徴は仏炎苞の色で、縁はヒトヨシテンナンショウの黒色、中心部はカントウマムシグサの緑色になっています。付属体の太さは両者の中間です。

基本情報

和名:漢字
青人吉天南星
学名
Arisaema serratum var. mayebarae × Arisaema serratum
分類:目
オモダカ目 Alismatales
分類:科
サトイモ科 Araceae
分類:属
テンナンショウ属 Arisaema
分類:種
アオヒトヨシテンナンショウ A. serratum var. mayebarae × A. serratum
花期
4~5月
分布
九州南部
分布地
不詳
その他

アオヒトヨシテンナンショウ

アオヒトヨシテンナンショウ
ヒトヨシテンナンショウと同様に花序は葉より先に展開し、花序と葉がほぼ同時に展開するカントウマムシグサとは異なります。

ヒトヨシテンナンショウ

ヒトヨシテンナンショウ
草丈は30~100cmで、葉は通常2枚、1枚の葉に小葉は7~13枚あります。仏炎苞が真っ黒であるのが特徴です。付属体の色は個体によって無地の白や紫色の斑点などあります。

アオマムシグサ

アオマムシグサ
緑色の花を持ったカントウマムシグサのことです。