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サカネラン
サカネラン
エゾサカネラン(基本種)の変種ですが、知名度は基本種よりも変種の方が高い、ラン科サカネラン属の腐生植物です。肉質な茎は高さ40cm程で、光合成をやめて葉が退化した鞘状葉は膜質です。落葉樹林下に単体で見かけることが多く、個体数は多くないため絶滅危惧種になっている多年生です。
茎の上部と子房に褐色の短腺毛があり、エゾサカネランは無毛です。総状花序につく花を含め全身が淡黄色です。逆根蘭と言われる名前の由来は太く短い地下茎から無数の根が上向き(逆さ)に出ることからです。
萼片や側花弁は倒卵形で長さが約5mmあり、約1cmある唇弁の先は2裂しています。
基本情報
和名:漢字
逆根蘭
学名
Neottia nidus-avis (L.) Rich. var. manshurica Kom.
分類:目
キジカクシ目 Asparagales
分類:科
ラン科 Orchidaceae
分類:属
サカネラン属 Neottia
分類:種
サカネラン N. nidus-avis var. mandshurica
花期
5月
赤リスト
環境省カテゴリ:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
神奈川県:絶滅危惧IB類(EN)
東京都:絶滅危惧IA類(CR)
分布
北海道から本州中部、九州
分布地
その他
植物
中国語では、鸟巢兰(鳥巢蘭)と呼ばれています。
蕾の姿は白いアスパラガスに似ています。
5月8日(丹沢)
サカネラン
花を180度回転させるとウサギの顔の輪郭によく似ています。ウサギの耳のようになっているのがラン科ならどの種も持つ唇弁です。唇弁の反対側に背萼片1枚とその両端に側萼片が1枚ずつあります。
6月2日
菌類から栄養を得ている菌従属栄養植物です。
6月9日(金時山)
似たような姿の同じサカネラン属の植物に、エゾサカネラン、丹沢で発見されたタンザワサカネラン、長野と山梨に分布することが知られているカイサカネランなどがあります。
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