ポー・ハイ遺跡
ポー・ハイ遺跡には、ファンティエットにある丘の上に煉瓦造りのチャム塔が建っています。
8世紀末から9世紀初めにかけて建立されたチャンパ王国時代の寺院で、チャンパ王国はチャム族が暮らしていた為、チャム塔と呼ばれます。
ヒンドゥー教シヴァ派の信仰で、塔の内部にはヨニ(女性器の象徴)とリンガ(男性器の象徴)があります。
チャンパ王国はベトナム中部に存在した海洋国家です。中部のミーソン遺跡を始め、クイニョン、ニャチャンの町にも遺跡があります。

基本情報

別称
Tháp Po Sah Inu
住所
Phú Hài, Thành pho Phan Thiet, Bình Thuan, Vietnam
アクセス
ムイネーのホテルから自転車やバイクで行ける。自転車だと40分程。
もしくはムイネーのツアーに参加。
営業時間
6:30~17:00
料金
入場料:15,000VND
駐車料金が別途必要です。
観光
オールシーズン
観光時間
30分
その他
他のチャンパ王国遺跡:ミーソン遺跡

詳細情報

遺跡の入口
チャム塔へ続く坂道
遺跡の入り口に駐車場があり、観光を終えて戻って来ると、そこにいる警備員にチップ(自転車の見張り代)を請求される場合があります。
坂道の脇には土器が展示されています。
チャム塔
中に入るには帽子や靴を脱ぐ必要があります。
真新しく見えるのは修復されているからです。
修復を続けているため歴史を感じる事は難しいです。
チャンパ王国時代に造られた煉瓦造り建物は修復されており、レプリカのようです。ニャチャンにあるポー・ナガールはポー・ハイ遺跡程ではありませんが、所々修復されている箇所が目立ちます。ホイアンの方にあるミーソン遺跡は当時の姿を残しており、歴史を感じられます。