ワット・ロークモーリーとは、チェンマイ旧市街の北側に隣接する仏教寺院です。創建年代は不詳ですが、14世紀には最初の建造物が建てられていたと考えられています。寺院の背後にある仏塔(チェディ)は16世紀中頃に建てられ、現存しています。仏塔の前にある本堂は2003年に改めて建造されたものです。

ラーンナー王国の王室寺院として存続してきましたが、ビルマの侵略による支配になり、支配が終わった後はチェンマイの都市が寺院と共に放棄されます。そして20世紀後半の修復によって現在に至ります。

ラーンナー様式建築の典型の寺とされ、ラーンナー王朝の伝統的な建築物です。1959年にタイの文化庁が伝統文化財に指定されています。

基本情報

住所
298/1 Manee Nopparat Road | Si Phum, Chiang Mai, Thailand
アクセス
チェンマイ旧市街から徒歩。
営業時間
6:00~17:00
料金
なし
観光シーズン
10~2月(乾季かつ冷季)
観光時間
30分
その他

寺院

入り口は2体の大きなナーガ(蛇神)がいます。
数々の美しいレリーフです。
寺院は3段重ねの漆黒の屋根があり、総チーク造りになっています。入口の装飾やレリーフは細かく、色合いは落ち着きながらも豪華になっています。
本堂内にいる瞑想の印相を組む大きな仏像
ソンクラーン時なので豪華になっています。

仏塔

レンガ造りです。
ここで手を合わせてお祈りします。
ソンクラーン時の装飾です。